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「一番悪いシーズン」も活路見出し自身初の”優勝”に貢献したオコエ桃仁花「バスケって本当にいいな」

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 1月11日、国立代々木競技場第一体育館で「第92回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」の女子ファイナルラウンド決勝が行われ、ENEOSサンフラワーズがデンソーアイリスを下し3大会ぶり28度目の優勝を飾った。ENEOSで2シーズン目を過ごすオコエ桃仁花は、自身として初の”優勝”を手にした。

「今シーズン、自分としても一番悪いシーズンなのかなって。例年に比べて得点が結構減ってきちゃってたので、どうやってチームに貢献していこうってすごいもがいてた」。そう打ち明けたオコエは、昨シーズンはリーグ戦28試合中10試合に先発出場し平均12.5得点。チームの主力と言えるスタッツから、今シーズンは馬瓜エブリンの加入もあり出場時間は10分以上減り、得点も平均3.1得点と伸び悩んでいた。

 ベンチからスタートした皇后杯決勝では、15分32秒の出場で4リバウンド2アシスト1スティールを記録。無得点には終わったものの、相手エースの赤穂ひまわりをマークし、インサイドでも奮闘を見せ「得点じゃないところで、リバウンドだったりディフェンスだったり、そういうところで今回は貢献できたので、違った意味で大きな優勝になった」と、感慨をにじませた。

 今シーズンからWリーグの規定が変更され、各チームに外国籍選手が加入するという大きな変化もあり、「ポジションがアップしたので。3番をやらなきゃいけなかったり、4番をやらなきゃいけなかったり。自分としてやらなきゃいけないことが増えたシーズン」と難しさも語りながら「一つの成果がここに出たんじゃないかなとは思います」と、手ごたえを感じている様子。

「(馬瓜)エブリンさんが加入してきて、去年は自分が得点を取らなきゃいけない役割だったんですけど、またさらに上手な人が入ってきて。自分としてはすごく嬉しいですし、すごい学びになってるんですけど。やっぱりどうやって自分を出していかなきゃいけないのかなとか、若い子もいるので。難しいですけど、ここからだなって思います」

 変化を迎えたチームの中で未だ自分の立ち位置を模索中ではあるが、「日本代表で大きい選手についてきたので、その自信はやっぱりある」と、経験を武器にしながら戦っている。「技術云々より、誰でもできる仕事を当たり前にやっていこうっていう意識で、チームのために戦いました。これだけは負けないようにって」。

「一番悪いシーズン」でも、チームへの貢献を考えた続けた末に掴んだ初の優勝に「バスケって本当にいいなって思いました」と、笑顔を見せた26歳。これからも様々な変化の中で自身の活路を見出し進化を続けていく。

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