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皇后杯準優勝のデンソー・髙田真希「悪いところが出た」…「この経験を無駄にしない」リーグ戦見据える

2回目の皇后杯優勝には届かなかったデンソー[写真]=伊藤大允
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 1月11日、国立代々木競技場第一体育館で「第92回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」の女子ファイナルラウンド決勝が行われ、2年ぶり2度目の優勝を目指したデンソーアイリスはENEOSサンフラワーズに62-76で敗れた。

 デンソーの大黒柱である髙田真希は、試合後のインタビューで「ディフェンスの部分でやっぱり徹底しきれなかったという部分と、相手がやりたいことをやらせてしまったな、という。ちょっと後手後手になってしまった」と、振り返った。「流れが悪いとどうしてもミスが続いてしまったりだとか、自分が攻めるっていう気持ちも少なくなってしまった場面があった」という言葉通り、インサイドを固めたENEOSのディフェンスの前に攻めあぐね、自身は前半無得点。チームとしても12点差をつけられて試合を折り返した。

 第3クォーターにはディフェンスから流れを作り、このクォーターだけで18-6と一気に試合を振り出しに戻す。その勢いのまま勝利に突き進むかと思われたが、「それ以上に本当にENEOSが良かった」と、髙田が認めるように最終クォーターにはENEOSの猛撃を受け10点以上の差をつけられての敗北。「勝負どころでのシュートっていうのを、自分たちが落としてしまって相手が決めた差」と、馬瓜エブリン宮崎早織と、勝負どころで仕事をした相手チームのエースに対し、自軍は決め手に欠けたことを敗因として挙げている。

笠置、今野、川井が2ケタ得点をマーク[写真]=伊藤大允

「本当に強いときは強いですし、リーグ戦もそうですけど、やっぱり波があるっていうのが…。今日は本当に悪いところが出てしまった」という状況の中で「ダメなときにそこからこう打開していく人が、自分も含めてまだいない」と反省。「自分がやるっていう気持ちを持つ選手が一人でも多くいないと、こういうゲームで最後勝ちきれない」。若手が増えているデンソーの中で、周りの選手が積極的に攻めていけるよう「ヒントになるようなことは練習から伝えたりはします」と話しながらも、「勝つためにはまず自分がしっかりやること、背中を見せるっていうのが重要」と、チームの顔としての責任感を覗かせた。

 Wリーグプレミアでは現在16勝6敗と2位につけるデンソー。すでにプレーオフ進出を決めているとはいえ、皇后杯決勝の舞台でのこの敗戦は重くのしかかる。しかし、髙田は「この舞台で悔しさを味わえたのは自分たちしかいない」とプラスにも受け止めている。「この経験を無駄にしないようにリーグ戦があるので、そこで優勝することが、この負けを良い経験だったと言えると思うので」。悲願のWリーグ初優勝へ向けて、そう気持ちを切り替えた。

 Wリーグプレーオフへ向けて調子を取り戻したいデンソーは、1月24日にシャンソン化粧品シャンソンVマジックと対戦する。

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