2026.01.27
1月24日から25日にかけ、全国各地で「りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON」のB1リーグ第19節が開催された。オールスターブレイクを経て再開された今節は、シーズン後半戦の行方を占う重要な局面。熾烈な順位争いが繰り広げられるなか、スタッツランキング上位に名を連ねるプレーヤーたちがその実力を遺憾なく発揮した。
首位のジャレット・カルバー(仙台)が、島根スサノオマジック戦のGAME1で30得点、GAME2で40得点と圧倒的なパフォーマンスを見せ、平均25.53点で独走態勢に入りつつある。2位のスタンリー・ジョンソン(長崎)との“NBAドラフト1巡目対決”にも注目が集まる中、今節最大のトピックは富永啓生(北海道)のトップ5入りだ。宇都宮ブレックスの堅守を相手に26得点を挙げる活躍を演じ、前節5位のクリストファー・スミス(広島)を抜き去った。日本人エースとしての存在感は、節を追うごとに増している。
宇都宮の司令塔、D.J・ニュービルが平均6.75本で依然としてトップを快走する。これを追う滋賀の游艾喆、佐賀の角田太輝も高いスタッツを維持しており、若きガード陣の奮闘が光る。また、大浦颯太(三遠)が平均5.44本と数字を伸ばし、並里成(FE名古屋)をかわして単独4位に浮上した。三遠のアップテンポなバスケットを司る大浦のゲームメイクが、着実に数字へと反映される結果となった。
上位陣の顔ぶれは前節から変わらず、ジョン・ムーニー(千葉J)が平均11.25本で首位をキープ。2位のショーン・オマラ(FE名古屋)も10.42本と数字を伸ばし、ムーニーを追走する。一方で、ジャック・クーリー(琉球)が平均9.13本とわずかに数字を落としたものの、依然としてインサイドの制空権を握る強さを見せた。ムーニーの安定感は群を抜いているが、1月23日にインジュアリーリストに入ったこともあり、復帰後のスタッツに注目だ。
名古屋Dのアーロン・ヘンリーが平均2.13本をマークし、唯一の2点台を維持して首位を独走中。今節の注目すべき変動は、アンソニー・クレモンズ(越谷)が平均1.72本を記録して新たに4位にランクインした点である。前節5位タイだったスタンリー・ジョンソン(長崎)が圏外へ後退し、キアヌ・ピンダー(秋田)が5位に踏みとどまるなど、一瞬の隙も許さない激しい順位争いが展開されている。
群馬のエージェー・エドゥが平均1.28本まで数字を伸ばし、リーグを代表するリムプロテクターとしての地位を固めた。前節からの変動では、ジョーダン・ヒース(京都)が平均1.13本で2位に浮上し、代わってアーロン・ヘンリー(名古屋D)が4位に後退。また、三遠のデイビッド・ヌワバが平均1.11本で3位に食い込むなど、上位陣が1.1本台でひしめき合う大混戦となっており、次節以降のさらなる入れ替わりは必至だ。
19節終了後、ついにランキングの頂点が入れ替わった。長崎のイヒョンジュンが47.6%という驚異的な確率を叩き出し、長らく首位を守っていた金丸晃輔(佐賀)を逆転して1位に躍り出た。また、前節5位のジョシュ・ホーキンソン(SR渋谷)に代わり、滋賀のライアン・クリーナーが4位へ、篠山竜青(川崎)が5位にランクインした。ベテランから若手、さらにはビッグマンまでもがしのぎを削る、極めてハイレベルな争いとなっている
プレーオフに向けて強度の上がる後半戦で現リーダーたちがさらなる活躍を見せるのか、新たなスタッツリーダーが生まれるのか。この先の戦いも目が離せない。
第19節終了時点のB1スタッツリーダーズ一覧は以下の通り。
【得点】
1位 25.53 ジャレット・カルバー(仙台)
2位 22.55 スタンリー・ジョンソン(長崎)
3位 20.43 デイビッド・ヌワバ(三遠)
4位 20.34 D.J・ニュービル(宇都宮)
5位 18.94 富永啓生(北海道)
【アシスト】
1位 6.75 D.J・ニュービル(宇都宮)
2位 6.22 游艾喆(滋賀)
3位 5.84 角田太輝(佐賀)
4位 5.44 大浦颯太(三遠)
4位 5.37 並里成(FE名古屋)
【リバウンド】
1位 11.25 ジョン・ムーニー(千葉J)
2位 10.42 ショーン・オマラ(FE名古屋)
3位 9.69 コフィ・コーバーン(広島)
4位 9.36 エリック・ジェイコブセン(茨城)
5位 9.13 ジャック・クーリー(琉球)
【スティール】
1位 2.13 アーロン・ヘンリー(名古屋D)
2位 1.82 デイビッド・ヌワバ(三遠)
3位 1.75 ジャレル・ブラントリー(長崎)
4位 1.72 アンソニー・クレモンズ(越谷)
5位 1.71 キアヌ・ピンダー(秋田)
【ブロック】
1位 1.28 エージェー・エドゥ(群馬)
2位 1.13 ジョーダン・ヒース(京都)
3位 1.11 デイビッド・ヌワバ(三遠)
4位 1.10 アーロン・ヘンリー(名古屋D)
5位 1.03 セバスチャン・サイズ(A東京)
【3ポイント成功率】
1位 47.6% イヒョンジュン(長崎)
2位 47.3% 金丸晃輔(佐賀)
3位 45.5% ネイサン・ブース(仙台)
4位 45.4% ライアン・クリーナー(滋賀)
5位 44.9% 篠山竜青(川崎)
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