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バスケ女子日本代表、アメリカ遠征は「若手を対象に…」W杯出場権獲得もさらなる強化策を精査中

日本代表は第4戦のカナダ戦で初勝利[写真]=fiba.basketball
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■“世界との差”「真摯に受け止めている」

 4月7日、日本バスケットボール協会が、ワールドカップ出場権を獲得した女子日本代表(FIBAランキング10位)に関するメディアブリーフィングを実施。女子代表強化部会長の萩原美樹子氏と、女子日本代表チームダイレクターの小栗弘氏が『FIBA女子バスケットボールワールドカップ2026予選トーナメント』を振り返った。

 日本はトルコで行われた同予選で開幕3連敗を喫し土壇場に追い込まれたが、格上のカナダ代表(同7位)から66-62で初勝利を挙げると、最終戦のアルゼンチン代表(同23位)戦には83-39で快勝。最後はライバルの敗戦を願う“他力本願”ではあったものの、崖っぷちで踏みとどまり、今年9月にドイツで行われるワールドカップへの切符を手にした。

[写真]=fiba.basketball


 萩原強化部会長は「組み合わせが非常に大変なところだったなというところ、それからリーグを中断して臨んだという大変な状況がありながら、最初に3連敗というようなちょっとハラハラするような状況もありましたけれど、本当によくぞワールドカップの出場権を手に入れてくれたと。現場、それからサポートしてくださったJBA、Wリーグ関係者の方々に、本当にお礼を申し上げたい」と、苦境を乗り越えた日本代表チームを称えると同時に、チームを支えた関係者にも感謝した。

 大会後に選手が“世界との差”について言及したことについて、「真摯に受け止めている」と話した一方で、「トランジションからの3ポイントはまだまだ日本の強みだと感じた」と萩原強化部会長。「どういうふうにその強みを伸ばしていって、弱みを克服するかということ、選手の言葉をしっかり真摯に受け止めて、強化策につなげていきたいなと思っております。具体的な強化策に関しては、今ちょうど強化部会の中で話しているところですので、まとめ次第またお話できたら」と、引き締まった様子だった。

■マッチメークに課題…米遠征は「若手メンバーを」

[写真]=fiba.basketball


 また、チームに帯同していた小栗ダイレクターは、「自力で出場権を獲得することができず悔しい部分もありますが、どんな形であれ最重要ミッションであったワールドカップの出場権を得ることができ本当にうれしく思います」と総括した。

 今回の遠征では、欧州入りしてから現地の大学生、クラブチームと対戦したが、ダイレクターという立場として強化試合のマッチメークに課題があったことにも言及。「強豪国との試合が組めるよう調整はしておりましたが、相手国の事情などもあって、スタッフが望んだ相手と試合が組めたかというと、そうではない部分が事実としてあります。ワールドカップまで期間がありますので、ここにつきましてはしっかり準備をして、ワールドカップに臨むことができればと思っております」と話した。

[写真]=fiba.basketball


 そんななか、先日WNBAのフェニックス・マーキュリーが4月29日に女子日本代表と対戦することを発表。JBAからの正式発表は後日とのことだが、小栗ダイレクターは日本代表がアメリカ遠征を実施することを明言。メンバー構成について「若手メンバーを対象にしていますが、予選に入っているメンバーを中心とした形でチーム編成をしていくことで考えておりますので、ワールドカップに向けた(強化試合)というご認識をいただければと思います」と話した。

 女子ワールドカップにおける日本代表は、1975年の準優勝が過去最高成績で、1979年以降は決勝トーナメント進出なし。今大会も含め5大会連続で出場しているが、40年以上ベスト8から遠ざかっている。ドイツのベルリンで開催される『FIBA女子バスケットボールワールドカップ2026』は9月4日に開幕。今月21日に組み合わせ抽選会が行われる。

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