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Bドラフト1位の山﨑一渉が東京SRに入団決定「成長につながる」“3つの選択肢”から帰国決断

入団が決まった山﨑と東京SRの神田社長[写真]=バスケットボールキング
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■指名を受けての心境

 5月7日、サンロッカーズ渋谷は、『Bリーグドラフト2026』全体1位で指名した山﨑一渉(ノーザンコロラド大学)と、2026-27シーズンの選手契約に合意したことを発表した。背番号は「21」に決定した。

 今年9月のBプレミア開幕を見据え、チーム名を「東京サンロッカーズ」へ変更することや、新たなチームロゴ、チームカラーなどを発表したサンロッカーズのリブランディング会見。その場でサプライズ発表された“ドラ1”の加入に、会場へ詰めかけたファンからは、どよめきと歓喜の声が上がった。

 初めてサンロッカーズの一員として公の場に登場した山﨑は、ドラフト指名を受けた瞬間について、アメリカ時間で深夜だったこともあり「寝ていました」と明かして会場の笑いを誘いつつ、「素晴らしいチームに指名していただけたことは、本当に光栄ですし、うれしい気持ちでした」と、当時の心境を振り返った。

■「すごく迷っていたところなんですけど…」

入場する山﨑の様子。その背後には笑顔で見守るホーキンソンの姿も[写真]=バスケットボールキング


 山﨑は仙台大学附属明成高校卒業後に渡米し、ラドフォード大学を経てノーザンコロラド大学へ編入。201センチの長身を生かした3ポイントシュートを武器に活躍し、日本代表トップチームにも招集された実績を持つ。今年1月のBリーグドラフトで指名を受けた後は、「ノーザンコロラド大でのプレー続行」「アメリカ他大学への編入」「Bリーグ入り」という3つの選択肢があったという。

「すごく迷っていたところなんですけど、自分が探していたのは、しっかり経験を積みながら結果を出していくというところ。そこを考えたときに、日本に帰ってサンロッカーズでプレーし、経験を積みながら結果を出して、代表活動にもどんどん参加していくことが、今の自分の成長に一番つながると思ったのが決め手でした」

 チームには、仙台大学附属明成高校時代に対戦経験のあるジャン・ローレンス・ハーパージュニア福岡第一高校出身)や、日本代表でともにプレーしたジョシュ・ホーキンソンも所属。チームの印象について問われると、「ロスターだけ見てもワクワクするようなチームだなという印象があります」と語った一方、「その中でも勝ちきれなかった試合や、苦しいシーズンが続いている部分もあるので、まだまだ伸びしろのあるチームだと思っています」と率直な思いも口にした。

■米挑戦の夢も隠さず

契約継続が発表されたハーパージュニア、ホーキンソン、ベンドラメ、マスコットのサンディーと記念撮影する山﨑[写真]=バスケットボールキング


 今後は武器である3ポイントシュートと長身を生かしたディフェンスでの貢献に加え、「ハンドラーとしてプレーできれば、もっとチームに貢献できる」と、自身のさらなる成長も見据える。

 将来的な“本場”アメリカへの再挑戦という野心も隠さなかったが、「まずは先のことではなく、今できることをしっかりやること。Bリーグという高いレベルでチームを勝たせられる選手になってこそ、その先があると思っています」と山﨑。

 サンロッカーズの松岡亮太ゼネラルマネージャーも、「山﨑選手の強い覚悟に、私たちは全力で応えていく義務があると思っており、今は彼を迎えられる安堵感とともに、大きな責任も感じています」とコメント。“初代ドラ1”獲得の意味を強調した。

 “成長できる場所”として選んだ日本でのプロキャリア。その第一歩となるシーズンで、山﨑がどのようなインパクトを残すのか注目が集まる。

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