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【Bプレミアクラブ展望】横浜ビー・コルセアーズ「勝負のラッシ体制3年目…進化したスタイルで再び大海原へ」

Bプレミア開幕イヤーに巻き返しを期す横浜BC[写真]=B.LEAGUE
フリーライター

「昨シーズンとは違って、今シーズンは速い展開ができると思っています。新加入選手たちはサイズがそこまでないかもしれませんが、ウィングスパンがあるので面白いバスケットになりそうです」

 8月に行われた新チームお披露目記者会見で、横浜ビー・コルセアーズのラッシ・トゥオビヘッドコーチはファンの前で宣言した。

 2024-25シーズンにトゥオビHCが就任して以降、横浜BCが磨きあげてきたのが「コレクティブバスケットボール」だ。常に人とボールが動き、全員で守って全員で得点するスタイルを、今シーズンは「もう一段階超えるような、アグレッシブなチームを作りたい」と指揮官は語る。

 昨シーズンのファストブレイクポイントは合計618点。26チーム中22番目という数字からも、スピードを意識した展開が必要なことがうかがえる。

 今オフに迎えた6選手は、8月末に獲得したアイザイア・リバースを含めいずれも機動力に優れる顔ぶれが並んだ。理想とする攻撃を披露するには強度の高いディフェンスが不可欠であり、「昨シーズンはディフェンスが私たちの課題でした。しかし、今シーズンはディフェンスの強度を保てるメンバーがそろっています」と指揮官。キャプテンの森井健太もそこは譲らない。

「リーグで一番のディフェンスチームになれるように、自分が先頭に立って熱くて激しいディフェンスを体現していきたいです」

 2026-27シーズンでトゥオビHC体制3年目。1年目は全体17位、昨シーズンは全体15位と苦しんでいるだけに、今シーズンこそ結果を残さなければならない。勝負の年となるBプレミア初年度は、進化したコレクティブバスケットボールで再び大海原へ帆をあげる。

■キープレーヤー/PF・C #21 マイク・コッツァー

■キープレーヤー/PF・C #21 マイク・コッツァー

[写真]=B.LEAGUE


 エストニア代表にも名を連ねるインサイドの大黒柱。トゥオビHCと同じく在籍3シーズン目を迎え、2年連続でバイスキャプテンにも指名された。

 昨シーズンは開幕前に全治未定のケガに見舞われ無念の長期離脱。コートに立ったのはラスト10試合のみと、もどかしさを抱えたシーズンだった。当然、コッツァーが今シーズンにかける思いは強い。

「まずは健康第一で、全試合コートに立つのが目標です。その中で自分のアグレッシブなプレーを見せて、チームを引っ張っていけるように頑張りたい」

 209センチ122キロの体格を生かした守備とリバウンドはもちろん、オフェンスでは華麗なアシストにも注目だ。

文=小沼克年

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