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【Bプレミアクラブ展望】信州ブレイブウォリアーズ「HC交代に7選手加入…結果で示したい“真価”」

昨季B2東地区を制した信州[写真]=B.LEAGUE

 B2からBプレミアに参戦する2クラブのうちの1つが信州ブレイブウォリアーズ。昨シーズンは東地区優勝を果たしたが、プレーオフではファイナル進出を逃したうえ、3位決定戦にも敗れ、B.革新前の最後のシーズンを飾ることはできなかった。

 8シーズンにわたってチームを率い、一時代を築いた勝久マイケルヘッドコーチが昨シーズン限りで退任。新指揮官には、bjリーグ時代を含めてクラブ初の外国籍HCとなるジャッド・フラベル氏を迎え、Bプレミア初年度に臨む。

 選手もアキ・チェンバースウェイン・マーシャル渡邉飛勇といった主力が去り、7人が新加入。昨シーズン不在だった帰化・アジア特別枠選手として河田チリジを加えたほか、日本人選手でもポストプレーヤー2人を補強した。外国籍選手のマーカス・リーも211センチと、サイズ重視で編成した印象がある。

 ウィングでは、やはり古川孝敏の加入が目玉。20代の選手が多くを占める中、日本代表やBリーグ優勝を経験してきた百戦錬磨の存在は大きな価値がある。196センチのウィングプレーヤー、キーボン・ハリスも、チーム浮沈のカギを握りそうだ。オフェンスではもちろんのこと、オンザコートフリーとなるBプレミアではディフェンスでの活躍も不可欠となる。

 マイク・ダウムの安定した得点力やエリエット・ドンリーのオールラウンド性など、既存選手の働きは計算できるレベルにある。新戦力との融合という点は、現役ニュージーランド代表HCとしてチーム作りに長けるフラベルHCの手腕にかかっている。

 最上位カテゴリーへの復帰は成績によるものではなかったが、Bプレミアで戦うにふさわしいクラブであることを結果で証明したい。そのためにも、プレーオフ争いには絡まなければならない。

■キープレーヤー/PG #5 土家大輝

■キープレーヤー/PG #5 土家大輝

[写真]=B.LEAGUE


 移籍初年度の昨シーズンは、先発出場こそ25試合にとどまったものの、リーグ5位の1試合平均5.0アシストに加え、40パーセントに迫る高確率の3ポイントシュートなどで1試合平均12.1得点を記録し、信州のオフェンスをけん引。B1経験者の地力を発揮した。

 エースガードとして、対戦相手からの警戒は確実に強まるだろうが、そのプレッシャーをはねのけるだけのスキルとメンタルは備えている。自身の地位を確固たるものにし、一躍信州の新たな顔となるチャンスだ。

文=吉川哲彦

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