2021.07.30

最年少ながらチーム最多得点を挙げた富永啓生「とてもいい経験になりました」

8試合中5試合でチーム最多得点を挙げた富永[写真]=Getty Images
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 東京オリンピックから正式種目に採用された3x3男子日本代表は2勝5敗の予選ラウンド6位で決勝トーナメントへ進出し、準々決勝でラトビアと対戦したが、18−21で敗れた。

 試合後、富永啓生(ネブラスカ大学)が自身のSNSでコメントを発表。「こんな素晴らしい舞台とこのチームメートでバスケをできたことがとても楽しかったし、これからのバスケ人生においてとてもいい経験なりました」と大会を総括。そして、「このような大変な状況下の中、たくさんの人のサポートのおかげで無事に大会を終えることができたことに感謝しています」と感謝の意を表した。

 チーム最年少の20歳ながら、8試合中5試合でチーム最多得点を記録し、全選手中6位となる55得点を挙げた富永。「世界最高レベルの国際試合で、通用したところ、しなかったところたくさんありましたが、これからもっと成長できるように頑張ります」と今大会で大きな経験値を得たようだ。

 「大会中、SNSなどでのメッセージも本当に励みになりましたありがとうございました。自分たちのプレーを見て一人でもバスケに興味を持ってくれたり面白いと思ってくれた人がいたらとてもうれしいです! 最後に一言、バスケット最高」と締めくくった富永。今秋からNCAAディビジョン1のネブラスカ大学への編入が決まっているが、この大会の経験を基にどのような飛躍するのだろうか。NBAという夢の舞台へ突き進む富永に注目したい。

[写真]=fiba.com

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