2024.02.20
3月15日から17日の3日間、FIBA 3x3 Asia Cup 2023男子日本代表選考合宿が味の素ナショナルスポーツセンターにて行われた。今回の合宿には、Bリーグや3x3の選手をはじめ、大学で活躍する選手も参加した。そのメンバー牽引する人物が、4度のワールドカップと東京オリンピックへの出場経験をもつ落合知也(ALPHAS.EXE)だ。
落合は、3月13日の3x3に専念するためBリーグの自由交渉選手リストに公示された。「今、越谷アルファーズはB1昇格へ向けてすごく良い位置にいます。その中で、自分が3x3の活動のために抜けてしまえば、チームに迷惑をかけてしまう思いがありました。」と決断には大きな葛藤があったようだ。それでも、自身の挑戦に対してチームからの理解を得たうえで、最終的に3x3に専念する決断に至ったという。「一番目指さなくてはいけないのが、パリオリンピックに出場してメダルを獲ることです。最大の目標であり夢でもあるので、そこに向けて環境を整えてもらったクラブには、本当に感謝しています」と並々ならぬ想いと決意を述べた。
落合も「過去最大と言えるタフなグループに入りました」と語るアジアカップの予選プール。日本代表は、昨年のチャンピオンであるオーストラリアに加え、準優勝したニュージーランドも予選プールへの出場権を懸けた予選ドローで1位通過した場合、同じプールになる可能性がある。今後の戦いについて「自分たちの強みを出せば必ず勝機は見えてくると思っています」と前向きに捉える落合。「日本代表入りが約束されていることは全くないですし、自分自身も余裕はありません。本当にゼロからのスタートです」とこれから挑戦の日々を過ごす落合とアジアカップでの日本代表の戦いに期待感の高まるコメントを寄せた。
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