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12月18日、皇后杯の準決勝が行われ、デンソーアイリスと富士通レッドウェーブが対戦。とWリーグのレギュラーシーズンでは無敗を維持する両チーム、この試合で今シーズン、初めて顔を合わせた。
デンソーの本川紗奈生のシュートで先制すると、本川、稲井桃子が3ポイントシュートを沈めてリードを奪う。富士通の篠崎澪、オコエ桃仁花に3ポイントを決められるが、本川がラストプレーでジャンプシートを沈め、16−13とリードを奪った。
第2クォーター、稲井のシュートで22−13リードを広げると、富士通ベンチはタイムアウトを請求。その後、オコエのリバウンドシュート、内尾聡菜が決めて、23−21と1ゴール差に迫られる。その後、ディフェンスをオールコートに変えてプレッシャーをアップ。終盤、稲井の3ポイントをあり、33−24で前半を折り返す。
後半に入っても、デンソーのディフェンスが富士通のイージーシュートを許さない。オフェンスでは本川の3ポイント、髙田のゴール下などでペースを渡さない。終盤、岡田英里、内野智香英に3ポイントを決められ、48−42とリードを縮められ、最終クォーターへ。
激しい守り合いの中、富士通の岡田にバスカンを決められ追い上げを食らうも、デンソーは髙田のドライブ、稲井の3ポイントで突き放す。さらに赤穂さくら、近藤楓がシュートを決めて勝利を決定的とする。結局、最終スコア70−53でデンソーが勝利、ENEOSサンフワラーズが待つ決勝戦にコマを進めた。
個人スタッツではデンソーの本川が両チーム最多の18得点をゲット。髙田が16得点15リバウンドのダブルダブル、稲井が11得点7アシスト、赤穂さくらは10得点8リバウンドと勝利に貢献。対する富士通は宮澤夕貴が13得点7リバウンド、岡田が3ポイント3本を含む12得点をマークしたが、その他の選手のシュートが決まらず、勝利を引き込むことはできなかった。
■試合結果
デンソーアイリス 70-53 富士通レッドウェーブ(@代々木第二体育館)
デンソー|16|17|15|22|=70
富士通|13|11|18|11|=53