2021.01.01

サンロッカーズ渋谷は守備の修正が必要、三遠ネオフェニックスは大黒柱・太田敦也の活躍に期待

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

サンロッカーズ渋谷vs 三遠ネオフェニックス(@青山学院記念館)
第1戦:1月2日17時5分 第2戦:1月3日14時5分

 サンロッカーズ渋谷は現在4連勝中。前節、敵地での京都ハンナリーズ戦はともに競り合いをものにした。103-98のハイスコアゲームとなった第1戦は、ライアン・ケリーの25得点に加え、石井講祐が今季最多となる17得点で勝利に貢献。わずかの出場ながら、12月18日に加入が発表された西野曜もSR渋谷でのデビューを果たした。第2戦では4点ビハインドの第2クォーターで相手を10得点に抑え、攻めてはベンドラメ礼生の8得点4アシストなどで計26得点。これで得たリードを守りきった。

 今節は青山学院記念館に戻っての三遠ネオフェニックス戦。その三遠は、秋田ノーザンハピネッツに連敗を喫し前節を終えた。第1戦は立ち上がりのビハインドが最後まで響き、最終スコア79-89。第2戦では秋田のロスター全員に得点を許し53-85で大敗した。さらにはネナド・ミリェノヴィッチ岡田慎吾が負傷するアクシデントに見舞われ、今節はこの2人抜きでの戦いを強いられることになった。

 現在3勝差で東地区2位の宇都宮ブレックスを追うSR渋谷。今節も連勝をキープするためには、前節失点がかさんだ守備の修正が最優先。ベンドラメ、関野剛平渡辺竜之佑らの豊富なガード陣が、起点となるサーディ・ラベナ川嶋勇人に40分間圧をかけ続けて終始主導権を握りたい。

 三遠は12月30日、山本浩太金沢武士団への期限付き移籍に加え、井上宗一郎兪龍海の新加入を発表。一足先に入団した津屋一球を含め、現役大学生たちにはチームを活気づける働きが求められる。また、白星獲得へは大黒柱・太田敦也の得点も必要だ。

文=小沼克年

■ロスター
・SR渋谷(ヘッドコーチ:伊佐勉)
関野剛平
ベンドラメ礼生
チャールズ・ジャクソン
西野曜
ジェームズ・マイケル・マカドゥ
渡辺竜之佑
野口大介
広瀬健太
石井講祐
山内盛久
ライアン・ケリー
盛實海翔
田渡修人

・三遠(ヘッドコーチ:ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ)
サーディ・ラベナ
山本柊輔
寺園脩斗
川嶋勇人
北原秀明 ※インジュアリーリスト
太田敦也
ネナド・ミリェノヴィッチ
岡田慎吾
西川貴之
鈴木達也
兪龍海
カイル・ハント
津屋一球 ※特別指定
ステヴァン・イェロヴァツ
井上宗一郎 ※特別指定

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