2021.12.11

マブンガが37得点と驚異的な活躍…富山は連敗脱出で今月初勝利

37得点の驚異的な活躍でチームを勝利に導いたマブンガ(左)[写真]=B.LEAGUE
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 12月11日、各地でB1リーグ第10節が行われ、富山グラウジーズ滋賀レイクスターズとの一戦に臨んだ。

 立ち上がりから互いにハイペースで加点する展開となった両軍だが、富山が宇都直輝ジュリアン・マブンガらの得点で一歩抜け出すことに成功。しかし、第1クォーター終了間際に滋賀の森山修斗に3ポイントシュートを沈められ、25-26で最初の10分を終えた。

 続く第2クォーターでは、飴谷由毅の3ポイントシュートで流れを作ると、マブンガ、ブライス・ジョンソンが内外で加点しリードを獲得。中盤、小澤智将に2本続けて長距離砲を決められ、さらにオヴィ・ソコのレイアップで逆転されるが、直後にジョンソン、ドワイト・ラモスが連続でスコアし再逆転に成功。その後、再び同点とされるもマブンガが果敢に攻めてフリースローを獲得し、それをきっちり決めて48-46でハーフタイムへ。

 ジョンソンの得点でスタートした第3クォーターでは、互いに得点を奪い合う激しい点の取り合いとなる。第3クォーター残り2分には、森山の3ポイントシュートでこのクォーター最大の4点差を背負うこととなるが、マブンガ、ジョンソンがインサイドで体を張って加点し、79-78とかろうじてリードして最終クォーターへ。

 第4クォーターでは、富山の上澤俊喜が3ポイントシュートを沈め、その流れに乗るように松井、マブンガが連続で得点してリードを9点に拡大。しかし、富山はソコの再三の攻撃を止められず、さらに林翔太郎の3ポイントシュートで同点とされてしまう。窮地に立たされた富山だが、ここでマブンガが長距離砲を決め、再びリードを獲得。残り5秒には松井が獲得したフリースローを2本沈めて5点差とし、勝利を確実なものにしてタイムアップ。107-102で富山が連敗を脱出した。

 マブンガが37得点8リバウンド9アシストと攻防にわたり驚異的なスタッツをマーク。さらにインサイドの要であるジョンソンも25得点と大活躍。この2人の外国籍選手の活躍なくして勝利は叶わなかった。対する滋賀はソコが25得点13リバウンドのダブルダブルを達成。次いでノヴァー・ガドソンが18得点と奮闘したものの、勝利とはならなかった。

■試合結果
滋賀レイクスターズ 102-107 富山グラウジーズ(@ウカルちゃんアリーナ)
滋賀|26|20|32|24|=102
富山|25|23|31|28|=107

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