2022.01.07
12月11日、各地でB1リーグ第10節が行われ、琉球ゴールデンキングスはアウェーで宇都宮ブレックスと対戦した。
立ち上がりに牧隼利のレイアップで先制した琉球は、拮抗する展開の中でジャック・クーリーのインサイドアタックや今村佳太のジャンプシュートを中心に攻め、並里成の3ポイントシュートでリードを獲得。しかし、宇都宮の遠藤祐亮、チェイス・フィーラーに連続得点を許し、流れを譲ることに。その後、渡邉裕規に3ポイントシュートを沈められたものの、岸本隆一が外角シュートを決め返し、17-20と3点ビハインドで最初の10分を終えた。
続く第2クォーターでは、比江島慎を中心に攻める宇都宮を止めることができず、2ケタまでリードを広げられてしまう。防戦一方の琉球は、今村のアウトサイドシュートをきっかけに攻撃を組み立てたいが、相手の勢いにのまれてリズムが作れず、22-32でハーフタイムへ。
10点を追う第3クォーターでは、琉球はまたしても得点を伸ばすことができず、その間にアイザック・フォトゥらにインサイドでの得点を許してしまう。苦しい展開の中、終盤にコー・フリッピンが3ポイントシュートを沈めると、これを反撃ののろしとした琉球はアレン・ダーラム、小寺ハミルトンゲイリーが連続得点に成功。これで一気に点差を詰め、43-51と1ケタ差として最終クォーターへ。
第4クォーターでは、第3クォーター終盤の勢いをそのままにフリッピン、今村らが長距離砲を沈め、試合終盤にはドウェイン・エバンスのシュートでついに1点差に。残り0.9秒、1点を追う琉球は、ダーラムがマークを振り切って空中でベースラインからのスローインを受け、決勝点となるタップシュートを成功。その後、タイムアウトを経て宇都宮ボールで再開となったが、スローインを受けた遠藤が放ったシュートは決まらずタイムアップ。66-65で琉球が劇的逆転勝利を収めた。
琉球はダーラム、今村がともに15得点を記録。さらに要所で3ポイントシュートを決めたフリッピンが10得点をマークし、逆転勝利に貢献した。
■試合結果
宇都宮ブレックス 65-66 琉球ゴールデンキングス(@ブレックスアリーナ宇都宮)
宇都宮|20|12|19|14|=65
琉 球|17|5|21|23|=66
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