2022.01.17
12月11日・12日に開催されたBリーグ第10節。琉球ゴールデンキングスは敵地で宇都宮ブレックスとの2連戦に臨んだ。両試合とも最後はどちらに転ぶか分からなかったが、琉球が見事にアウェーで2勝を挙げた。
第3クォーターで一時17点差をつけられるも、65-64で逆転勝利したGAME1。琉球のアレン・ダーラム、今村佳太がクラブ広報を通してコメントを発表した。
15得点7リバウンドを記録したダーラムは「全員諦めずに攻め続けたことが勝利につながった。後半の入りに勢いが足りず、もっとハードに行くことを意識したことが実ったと思います」と語った。決勝点となったミドルシュートも沈め、劣勢からチームを盛り返した。
また、この試合チームハイタイの15得点をマークした今村は「第2クォーターでオフェンスが崩壊してしまったのは反省しないといけない。後半は自分たちのやりたいことができたので、これを40分を通してやることが課題」と話し、油断せず翌日の2戦目へ焦点を合わせていた。
続く12日のGAME2。さらに激しさを増した試合展開で、琉球は試合時間残り5分29秒でついにリードを奪取。第4クォーターで29-14とオフェンスが爆発し、65-62とまたしても逆転勝利を果たす。岸本隆一、ダーラム、桶谷大ヘッドコーチのコメントをクラブ広報が発表している。
19得点5リバウンドで再びチームを救ったダーラムは「途中苦しい展開にはなりましたが、そこから挽回できてうれしく思っています」と言及した。また、ベンチからの起爆剤として3ポイントシュートを3本沈めた岸本は「2連勝以上の価値がある試合になったと思います」と話し、こうしたビッグゲームは貴重だと振り返った。
また、指揮を執った桶谷HCは「第2クォーターは昨日(GAME1)と同じ展開になりましたが、自分たちのディフェンスをやり続けようと伝え、勝つことができて良かったです。これからも常に謙虚に向上心を持って日本一を目指していきたい」とコメント。フルメンバーがそろっていない中、チームで2勝をもぎ取ったことは大きく成長につながるはずだ。
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