2021.12.13

11月以降は7勝2敗と調子を上げる群馬「自分たちのやるべきことを継続した結果」

ホームで白星を重ね、4連勝を飾った群馬[写真]=B.LEAGUE
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 12月11日から12日にかけてBリーグの第10節が行われ、群馬クレインサンダーズ信州ブレイブウォリアーズにホームで連勝を飾った。

 群馬はクラブ公式ホームページで、試合後のヘッドコーチや選手のコメントを伝えている。

 GAME1に90-87と僅差で勝利した群馬。この試合でゲームハイの21得点を挙げたジャスティン・キーナンは、「体の疲れやケガをしている人が多く、今週はケアを受けながら調整をしてきました。そのこともあり試合の出だしが悪かったですが、自分たちのやるべきことを継続した結果が今日の勝ちにつながりました」と語った。

 しかし、続くGAME2では群馬の得点をけん引する、トレイ・ジョーンズが欠場となってしまう。一方の信州も熊谷航ジョシュ・ホーキンソンが欠場すると、さらに試合中にウェイン・マーシャルも離脱と、互いに苦しい台所事情での試合となった。

 それでも群馬は、5点ビハインドで迎えた試合終盤にマイケル・パーカーアキ・チェンバースの得点で1点差に詰め寄る。さらに残り6秒にはカイル・バローンが速攻から逆転シュートを決め、66-65で辛くも連勝を飾った。

 難しい試合だったと話すトーマス・ウィスマンHCは「信州さんはすごくエナジーの高い、ファール覚悟の厳しいディフェンスをしてきました。その中で勝てたということにホッとしています。今日の勝利は非常に大きかったです」と試合を振り返った。

 この試合で13得点7リバウンド3スティールを挙げたチェンバースは「両チームかなり疲れがきていたり、出れない選手もいました。その中で自分たちがやれることをやろうと、みんなでプッシュしててきました」とコメント。

 さらに10得点10リバウンドを挙げたバローンも「両チームにとって非常に難しい試合だった。スコアするのが難しく、ハードなディフェンスを頑張った試合でした」と語り、互いに苦しい状況でも、粘り強く白星をつかみ取った。

 現在10勝8敗で東地区7位の群馬だが、11月以降は7勝2敗と調子を上げている。次節は敵地で、強豪・川崎ブレイブサンダースとの試合に臨む。

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