【千葉vs川崎】船橋アリーナでの首位攻防戦…千葉の攻撃力が勝るか、それとも川崎が守るか

小沼克年

フリーライター

■千葉ジェッツ vs 川崎ブレイブサンダース（＠船橋アリーナ）
第1戦：12月18日15時5分第2戦：12月19日15時5分

　千葉ジェッツと川崎ブレイブサンダースが今シーズン初対決を迎える。現在はともに15勝4敗、首位攻防戦の舞台は千葉のホーム・船橋アリーナだ。
　
　連勝を伸ばし続ける千葉は、前節の横浜ビー・コルセアーズとの水曜ゲームを104－78で勝利した。第1クォーターで29得点を奪うと、第3クォーターでは30得点。ギャビン・エドワーズ不在の中、富樫勇樹の24得点を筆頭にジョン・ムーニー、クリストファー・スミスが18得点、ジョシュ・ダンカンが16得点の活躍を見せ7連勝を飾った。

　現在の千葉はB1トップとなる平均90.2得点を記録しており、ディフェンスよりも攻撃で押し切る試合が多い傾向にある。今回の川崎相手にも新戦力のジョン・ムーニー、クリストファー・スミスらが牙を剥いて東地区首位キープなるか。

　一方の川崎も、アルバルク東京に1敗したものの、リーグ戦再開後はここまで4勝1敗と好調を維持。前節のホームゲームでは、攻撃が売りの群馬クレインサンダーズを63得点に抑え込んで快勝を収めた。今節も相手の攻撃を防いで勝利をモノにしたいが、チームとしては脳震とうの疑いで直近2試合を欠場した藤井祐眞の経過が気がかり。今節も欠場となれば篠山竜青、綱井勇介の出来が勝敗を左右するポイントになるだろう。また、攻撃面では昨シーズン船橋アリーナで対戦した際、23得点を挙げて勝利の立役者となった増田啓介にも期待がかかる。

文＝小沼克年

■ロスター
・千葉（HC：大野篤史）
ジョシュ・ダンカン
 富樫勇樹
 赤穂雷太
 大宮宏正
 西村文男
 佐藤卓磨
 藤永佳昭
 ギャビン・エドワーズ
 ラシードファラーズ
 原修太
 ジョン・ムーニー
 クリストファー・スミス