2021.12.23

【宇都宮vs島根】宇都宮の堅守が勝るか、それとも島根が自慢の攻撃力でねじ伏せるか

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

宇都宮ブレックス vs 島根スサノオマジック(@日環アリーナ栃木メインアリーナ)
第1戦:12月25日15時5分 第2戦:12月26日15時5分

 宇都宮ブレックスは前節、アウェーでシーホース三河と対戦した。その初戦はジョシュ・スコットチェイス・フィーラーを中心にペイントエリア内から50得点を奪うと、リバウンド数でも14本の差をつけ82-68で勝利。第2戦ではテーブス海渡邉裕規らの3ポイントシュート、鵤誠司が7アシストをマークするなど、ガード陣も存在感を放って24点差の圧勝。チームディフェンスも機能し、2日連続で失点を60点台に留めた。

 連勝を「3」に伸ばして宇都宮は、今節が2021年ホーム最終節。今シーズン唯一の舞台である日環アリーナ栃木に迎えるのは、島根スサノオマジックだ。島根も現在3連勝中で、前節は信州ブレイブウォリアーズをホームで連破した。第1戦は22得点をマークしたペリン・ビュフォード、20得点のリード・トラビスが攻撃をけん引して91-71で勝利。続く第2戦は第3クォーターで23-11と突き放し、安藤誓哉が計22得点の活躍を見せた。

 新生・島根と初対決を迎える宇都宮は、現在平均69.8失点を誇る安定したディフェンスで相手のオフェンスを封じたい。新加入の安藤、金丸晃輔に加え、ここまで平均21.2得点9.8リバウンドを記録しているリード・トラビスにも一層の警戒が必要だ。反対に島根は、リーグ屈指のディフェンス力を誇る相手にも自慢の攻撃力を披露できるかが最大のポイント。また、比江島慎へのマークが予想される阿部諒のディフェンスもカギを握りそうだ。

文=小沼克年

■ロスター
・宇都宮(HC:安齋竜三)
田臥勇太
ブランドン・ジャワト
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀
渡邉裕規
鵤誠司
チェイス・フィーラー
喜多川修平
ジョシュ・スコット
アイザック・フォトゥ

・島根(HC:ポール・ヘナレ)
後藤翔平
ペリン・ビュフォード
安藤誓哉
ニック・ケイ
山下泰弘
北川弘
リード・トラビス
阿部諒
金丸晃輔
白濱僚祐
小阪彰久
ウィリアムスニカ

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