2022.09.29

【新潟vs島根】強敵をホームに迎える新潟…日本人選手の働きが勝敗を分けるポイントに

[写真]=B.LEAGUE
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新潟アルビレックスBB vs 島根スサノオマジック(@シティホールプラザアオーレ長岡)
第1戦:10月1日17時35分 第2戦:10月2日13時5分

 昨シーズンわずか7勝に終わった新潟アルビレックスBBにとって、改めて再構築を図るシーズン。平岡富士貴ヘッドコーチは続投するが、選手は再び大幅に入れ替わり、6人が新たに加わった。

 頼みの新外国籍選手を開幕3日前に契約解除するなど、今シーズンも出遅れは否めない状況だが、エース級の働きが見込まれる杉本天昇や24歳にして既にBリーグでの実績十分な澁田怜音など、成長株の期待値は高い。

 その新潟と開幕節で対戦する島根スサノオマジックは、昨シーズン初めてチャンピオンシップに進出したメンバーがほぼ不変。得点源流出の影響は懸念されるものの、新戦力の津山尚大谷口大智は経験値が高く、アップテンポなバスケットを標榜するポール・ヘナレHCの戦略の浸透は問題なく進みそうだ。

 MVP級の大活躍を見せた安藤誓哉ペリン・ビュフォードら主力に故障等がなければ、今シーズンはリーグ制覇も十分視野に入る。

 外国籍選手がロスコ・アレンケヴェ・アルマの2人しかいない状況で開幕節を迎える新潟は、当然ながら日本人選手の働きがポイントとなる。その中で期待したいのは193センチのサイズを誇るモサクオルワダミロラ雄太ジョセフ。今夏は3x3U21日本代表として国際大会に出場し、豪快なダンクなどでそのポテンシャルを披露した、将来性豊かな逸材だ。シーズンを通して一定の出場時間を確保するためにも、この開幕節でモサクがどうアピールするかという点に注目したい。

 文=吉川哲彦

■ロスター
・新潟(HC:平岡富士貴)
モサクオルワダミロラ雄太ジョセフ
澁田怜音
ケヴェ・アルマ
冨岡大地
杉本天昇
木村圭吾
綿貫瞬
ロスコ・アレン
池田雄一
遠藤善
玉木祥護

・島根(HC:ポール・ヘナレ)
後藤翔平
ペリン・ビュフォード
安藤誓哉
ニック・ケイ
北川弘
リード・トラビス
阿部諒
白濱僚祐
津山尚大
ウィリアムスニカ
谷口大智

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