2022.10.15

サンロッカーズ渋谷が“鬼門”で初勝利…52.6%で3Pを成功、石井講祐が古巣相手に18得点

要所での3ポイントを含め18得点を挙げた石井講祐 [写真]=B.LEAGUE
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 10月15日に船橋アリーナでB1リーグ第3節第1戦が行われ、サンロッカーズ渋谷千葉ジェッツと対戦した。

 第1クォーター残り3分2秒からケビン・ジョーンズ盛實海翔の2連続3ポイントシュートでこの日最大の6点をリード。その後は点差が一度も2ケタに広がらず、激しいシーソーゲームが繰り広げられた中、試合終了残り46秒に石井講祐が決勝の3ポイントを沈め、90-87で勝利を収めた。

 伊佐勉ヘッドコーチはジョン・ムーニーを中心に39個のリバウンドを与えたことを反省しつつ、「オフェンスがチグハグでしたが、特に第4クォーターは(ベンドラメ)礼生と(渡辺)竜之佑が攻めるポイントをしっかりとコントロールしました。攻めるべきところでしっかりと攻められたのは大きいです。用意したディフェンスをいくつか変えましたが、そこの遂行レベルも高かったと思います」と勝因を口にした。

 3ポイントは試合を通じて、19本中10本成功の52.6パーセントと高確率。的を絞らせず、関野剛平、ジョーンズ、ベンドラメ、石井、ライアン・ケリー、盛實、田渡修人井上宗一郎の計8人が長距離砲を沈めた。

 古巣を相手に18得点を挙げた石井は「最後までディフェンスやルーズボール(への対応)を怠らず我慢して、入れるべきシュートを決めきったことが勝利につながったと思います」とコメント。秋田ノーザンハピネッツとの第2節第2戦では、点差を詰め寄りながらも突き放される展開が続いた。「前節の反省を活かし、最後に逆転して勝ちきれたのは、チームの成長を感じられる試合だったと思います」と振り返った。

 Bリーグの過去6シーズンで一度も勝てなかった船橋アリーナでの初白星を手にしたSR渋谷は、“鬼門”での連勝を目指して16日の第2戦に挑む。

■試合結果
千葉ジェッツ 87-90 サンロッカーズ渋谷
千葉|18|27|20|22|=87
渋谷|16|24|28|22|=90

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