島根スサノオマジックは12月24日、エペ・ウドゥとの新規契約決定を発表。同日に行われる信州ブレイブウォリアーズ戦からエントリー可能だという。

　現在35歳のウドゥは、208センチ111キロのパワーフォワード兼センター。ベイラー大学出身で、2010年のNBAドラフトでゴールデンステイト・ウォリアーズから1巡目6位指名を受けた。ミルウォーキー・バックス、ロサンゼルス・クリッパーズ、ユタ・ジャズにも在籍し、レギュラーシーズン通算384試合に出場。2017年にはユーロリーグ優勝とともにMVP受賞を果たしたほか、ナイジェリア代表として「東京2020オリンピック競技大会」に出場するなど、輝かしい実績を持つ。

　同選手はクラブを通じて「この組織のためにプレーをできる機会をいただけたことに感謝しています。チームの助けとなれるよう精一杯頑張ります」とコメント。堀健太郎ゼネラルマネージャーはウドゥの獲得について、次のように説明した。

「素晴らしい実績と経験を持ったウドゥ選手に加入いただけて、非常に嬉しく思います。ウドゥ選手はNBAからキャリアをスタートさせ、数々の強豪クラブを渡り歩き、2017年にはFenerbahceでチャンピオン、そして同シーズンファイナルでMVPを獲得するなど輝かしい実績を持っています。島根ではオンコートでの活躍はもちろんですが、これまでの経験やメンタリティなど多くのものをこのチームにもたらせてくれることを期待しています。少し実戦から遠ざかっていますので本領発揮するまで多少時間がかかるかもしれませんが、島根のために全力で闘ってくれると思います。スサノオファミリーの皆さま、今回スサノオマジックを選んでくれたウドゥ選手をどうか暖かく迎え、ご声援を送っていただきたいと思います。最後に、ここからさらに大事な試合が続きます。次のホームゲームは来週の富山戦です。年末でお忙しい時期だと思いますが、ぜひ1人でも多くの方に松江市総合体育館にお越しいただき、選手へ声援を送っていただきたいです。山陰一丸！」