【広島vsFE名古屋】前回対戦は広島が連勝、ランダル封じがカギを握る

　広島ドラゴンフライズは前節秋田ノーザンハピネッツと敵地で対戦し、連勝を収めた。GAME1は前半劣勢だったが、後半11本のスティールで流れを引き寄せ、86－79と逆転勝ち。GAME2は第4クォーターに一時逆転を許したものの、82－74で制した。

一方のファイティングイーグルス名古屋は、前節シーホース三河をホームに迎え1勝1敗で終えた。GAME1は71－85で敗れたものの、GAME2は堅守を武器に79－72で勝ち切った。GAME2では18得点のエヴァンスルークを筆頭に4人が2ケタ得点を挙げた。

両チームは今シーズン2度目の対戦。その際広島は2連勝したが、GAME1はターンオーバーが目立って苦戦し、GAME2ではアンドリュー・ランダルに29得点を許して99－95と打ち合いの末の勝利だった。

今節はランダルをどう封じるかがキーになるだろう。前回対戦時はフリースローだけで12得点を与えており、ファウルを最小限に抑えたい。

対するFE名古屋としては、ドウェイン・エバンスをどう止めるか。前回対戦ではダブルダブルを許しているだけに、マッチアップが予想されるエヴァンスやジェレミー・ジョーンズの奮起がカギになる。また、中村浩陸と中村拓人による兄弟対決も楽しみだ。

　文＝大橋裕之

2023.01.05

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