2022.12.27

【三遠vs名古屋D】上回るのは三遠のディフェンス力か、名古屋Dのオフェンス力か

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三遠ネオフェニックス vs名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(@豊橋市総合体育館)
12月28日19時5分

 前節から引き続き豊橋市総合体育館での試合に臨む三遠ネオフェニックス。今年最後のホームゲームは、名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの愛知ダービーだ。

 2連勝で迎えた前節の群馬クレインサンダーズ戦、三遠は初戦を7点差で落としたが、翌日は合計92得点を奪ってリベンジに成功した。この2戦では12月20日に契約が発表されたカイル・オクインが2戦計43得点29リバウンドを叩き出したほか、前々節から復帰した金丸晃輔も4試合連続で2ケタ得点を継続し、復調をアピールした。

 名古屋Dは前節、ホームで新潟アルビレックスBBと対戦し、2戦ともに100点ゲームを演じて快勝を収めた。持ち味の攻撃力を発揮するとともに、2試合連続で失点を60点台に抑えることにも成功。大差をつけたことで、U18に所属するユース育成特別枠の今西優斗をコートへ送り出せた。

 現在11勝12敗の三遠が勝利を収めた試合は、相手を60点または70点台に抑え込んだ試合が大半を占める。いずれもリーグトップとなる平均89.5得点、25.7アシストを記録する名古屋Dを退けるには、やはりディフェンス力が問われる。三遠はB1トップの平均8.2スティールをマークしているが、最も止めるべきはコティ・クラークらを擁する相手の強力なインサイド陣。オクイン、アイゼイア・ヒックスといった外国籍選手の奮闘に加え、大野篤史ヘッドコーチの手腕にも注目したい。

 文=小沼克年

■ロスター
・三遠(HC:大野篤史)
サーディ・ラベナ
ヤンテ・メイテン ※インジュアリーリスト
アイゼイア・ヒックス
高橋快成 ※特別指定
太田敦也
カイル・オクイン
金丸晃輔
根來新之助
半澤凌太
佐々木隆成
細川一輝
山内盛久
ダニエル・ギデンズ
大宮宏正
カイル・コリンズワース ※インジュアリーリスト
土屋アリスター時生

・名古屋D(HC:ショーン・デニス)
レイ・パークスジュニア
齋藤拓実
伊藤達哉
コティ・クラーク
モリス・ンドゥール
菊池真人
今西優斗 ※ユース育成特別枠
張本天傑
須田侑太郎
中東泰斗
中務敏宏
スコット・エサトン
坂本聖芽

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