【北海道vs宇都宮】新年初ホームに昨季覇者を迎える北海道、オフェンスリバウンドに要警戒

吉川哲彦

レバンガ北海道

2023.01.18 19:05 T.O.
試合終了
北海きたえーる

宇都宮ブレックス

■レバンガ北海道vs宇都宮ブレックス（＠北海きたえーる）
GAME1：1月18日19時5分

　オールスター明けのリーグ戦再開は、前節に続く平日開催。2023年に入ってまだ白星のないレバンガ北海道は、新年最初のホームゲームを宇都宮ブレックスと戦う。レギュラーシーズンのちょうど半分にあたる30試合目で昨シーズンの覇者を破り、勢いを生みたい。

　前節はアルバルク東京と対戦。延長戦となった前節に続いてハイスコアの展開だったが、第3クォーターが16－31と主導権を明け渡す形となって敗戦した。フリースローを31本打ちながら成功が20本にとどまった上、相手に高確率でシュートを決められたこともあり、リバウンドはわずか18本。27アシストを許したことも含め、ディフェンス面の課題が改めて浮き彫りになった。

　宇都宮は対照的に、仙台89ERSとのロースコアゲームを制し、“借金”を「3」に減らした。相手のターンオーバーを誘う機会は少なかったものの、ジョシュ・スコットが19得点21リバウンドとペイントエリアを支配したことが大きく、相手にセカンドチャンスを与えずにディフェンスを完結させることができた。55失点は今シーズン最少で、徐々に王者らしいディフェンスを取り戻しつつある。

　北海道は、1試合平均得点ではリーグ最下位の宇都宮を10点以上上回っており、オフェンスが宇都宮にどこまで通用するか、逆に宇都宮のオフェンスをしっかり止めることができるかどうかが注目ポイントとなる。気をつけたいのはリーグ5位を記録する宇都宮のオフェンスリバウンド。特に警戒すべきはやはりスコットだ。

文＝吉川哲彦

■ロスター
・北海道（HC：佐古賢一）
橋本竜馬
 ナナーダニエル弾
 ドワイト・ラモス
 寺園脩斗
 アレックス・マーフィー
 中野司
 高橋耕陽
 荒川颯
 桜井良太
 島谷怜※特別指定
ブロック・モータム
 ショーン・ロング
 デモン・ブルックス ※インジュアリーリスト
内藤耀悠 ※ユース育成特別枠
松下裕汰