2023.03.05

沖縄アリーナで初得点を挙げた琉球のカール・タマヨ「チームメートの声がモチベーションに」

15分の出場で13得点したタマヨ[写真]=EASL
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 3月4日、「EASL Champions Week(東アジアスーパーリーグ チャンピオンウィーク)」が開催され、琉球ゴールデンキングスはホームの沖縄アリーナで富邦ブレーブス(チャイニーズ・タイペイ)と対戦した。

 試合は、琉球が序盤から岸本隆一今村佳太牧隼利らの3ポイントシュートや、ジャック・クーリージョシュ・ダンカン、さらには新加入のカール・タマヨも沖縄アリーナで初得点を挙げるなど得点を重ねていくが、富邦も難しいシュートを決め続け一進一退の攻防が続く。一時はリードを奪われる場面もあったが、第3クォーターで一気にリードを広げ富邦の追い上げを振り切った琉球が、83-78で接戦をものにした。

 予選リーグを2連勝で終えた琉球は、安養KGC(韓国)と2勝0敗で並ぶも、得失点差によりグループ2位となり、3位決定戦に進出となった。

 試合後タマヨは、「今日の試合も勝ててうれしいです」とし、「得失点差で3位決定戦に進むことになりましたが、勝利できたことが一番重要で、結果に満足しています」と、2連勝を素直に喜んだ。

 また、仲間の後押しがあったことを明かし「最初のシュートを外してしまったのですが、チームメートがシュートを打ち続けていいと声をかけてくれたことがモチベーションになりました」と、チームメートに感謝した。

 フィリピン出身のタマヨは、フィリピン代表チームの次代を担う21歳。母国では圧倒的な人気を誇る。「試合には、フィリピンの方々も大勢見に来ていただいていたので本当にうれしかったですし、声援もモチベーションになりました」と話し、日本の地で受けた母国の人々からの応援に喜びもひとしおだったようだ。

 なお琉球は、本日5日に沖縄アリーナでベイエリアドラゴンズ(香港)と3位決定戦を戦う。

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