2023.03.05

EASL3位決定戦を戦う琉球…牧隼利「Bリーグの代表という使命感で最後までやりきる」

3ポイントやアシストなど躍動した牧[写真]=EASL
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 3月4日、「EASL Champions Week(東アジアスーパーリーグ チャンピオンウィーク)」が開催され、琉球ゴールデンキングスはホームの沖縄アリーナで富邦ブレーブス(チャイニーズ・タイペイ)と対戦した。

 試合は、琉球が序盤からジャック・クーリーをはじめ、岸本隆一カール・タマヨらが得点を重ねていくが、富邦も難しいシュートを決め続け一進一退の攻防が続く。一時はリードを奪われる場面もあったが、第3クォーターでは富邦を8点に抑えるなど、ホームを味方に躍動した琉球が83-78で接戦をものにした。

 予選リーグを2連勝で終えた琉球は、安養KGC(韓国)と2勝0敗で並ぶも、得失点差によりグループ2位となり、3位決定戦に進出することが決まった。

 得点だけでなく、ボール運びやディフェンスでも貢献した牧隼利は試合後、「今日はハンドラーを任される時間もありましたし、自分の良い部分を徐々に出していけていると思います」とコメント。
 
 大事な場面ではチームに勢いをつける貴重な3ポイントシュートも決め、自身も「シュートタッチも良くなってきている感覚があります」と自信ものぞかせた。

 今回BリーグチームのなかでEASLに出場しているのは、琉球のほかに宇都宮ブレックスと2チームのみ。宇都宮はグループリーグ敗退となったため、琉球が唯一のBリーグチームとなる。牧は、「Bリーグを代表してこの大会に出場しているので、最後までやりきる使命があると思います」とし、「もう1試合をしっかりとやりきり、レギュラーシーズンにつなげられるようにしたいと思います」と意欲を見せた。

 なお琉球は、本日5日に沖縄アリーナでベイエリアドラゴンズ(香港)と3位決定戦を戦う。

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