【茨城vs仙台】東地区6位争いの直接対決…仙台はファウルを抑えて連勝を狙う

吉川哲彦

茨城ロボッツ

2023.04.15 15:05 T.O.
試合終了
アダストリアみとアリーナ

仙台89ERS

■茨城ロボッツvs仙台89ERS（＠アダストリアみとアリーナ）
GAME1：4月15日15時5分、GAME2：4月16日15時5分

前節の群馬クレインサンダーズ戦、茨城ロボッツは第3クォーターに29得点を挙げてリードしながら、第4クォーターに30失点を喫し、4点差で黒星。中村功平の3ポイントシュート8本を含む30得点という大当たりを活かせなかった。1ゲーム差の仙台89ERSも敗れたため東地区6位は変わっていないが、今節はその仙台と激突し、次々節には2ゲーム差のレバンガ北海道との直接対決も控える。いずれも対戦成績では劣勢に立っており、次節の千葉ジェッツ戦も含むこの5試合が最終順位に大きく影響することになる。

仙台は、敗れたとはいえ宇都宮ブレックスに対して猛烈な追い上げを見せた。第4クォーター早々には19点差をつけられ、残り3分39秒の時点でもまだ17点差がついていたが、そこから一気に点差を縮め、残り23秒で3点差、最終的には5点差という粘り腰だった。第2クォーターが11得点、第3クォーターが10得点と、伸び悩んだのが悔やまれるところ。3節後には北海道との直接対決もあるが、まずは今節を連勝して、順位を上げることが先決だ。

4点差で茨城が制した第24節の対戦はロースコアだっただけに、仙台にとってはフリースローでの25失点が痛手だった。リーグ4位のフリースロー成功率を誇る茨城に対し、不要なファウルを避けることを心掛けなければならない。また、得点が伸びなかったのは、3ポイントシュート成功が4本止まりだったのが要因の一つ。オープンショットの場面を多く作りたいところだ。

文＝吉川哲彦

■ロスター
・茨城（HC：リチャード・グレスマン）
トーマス・ケネディ
 福澤晃平
 浅井修伍※特別指定
多嶋朝飛
 荻沼隼佑 ※ユース育成特別枠
チェハーレス・タプスコット
 中村功平
 キャメロン・クラットウィグ
 山口颯斗
 エリック・ジェイコブセン
 山口哲平 ※ユース育成特別枠
鍵冨太雅
 平尾充庸
 鶴巻啓太
 林翔太郎
 ジャワラジョゼフ