名古屋Dが齋藤拓実、伊藤達哉、須田侑太郎と契約継続…齋藤「次のシーズンこそ勝負の年」

　名古屋ダイヤモンドドルフィンズは5月19日、齋藤拓実、伊藤達哉、須田侑太郎の3選手と2023－24シーズンの選手契約を締結したと発表した。

　神奈川県出身、現在27歳の齋藤は、172センチ69キロのポイントガード。明治大学卒業の2017年にアルバルク東京に入団。2シーズンを過ごしたのち、滋賀レイクスターズ（現：滋賀レイクス）へ移籍。翌シーズンの2020年から名古屋Dに加入した。今シーズンは、先発37試合を含む46試合に出場し1試合平均11.1得点2.4リバウンド6.9アシストをマークした。

　現在28歳の伊藤は千葉県出身、173センチ72キロのポイントガード。東海大学を経て、京都ハンナリーズでプロとしてのキャリアを始めると、2019年から大阪エヴェッサに移籍し2シーズンを過ごした。名古屋Dには2021年に加入し、今シーズンは47試合に出場、1試合平均4.5得点1.5リバウンド3アシストを記録している。

　須田は、北海道出身の現在31歳、190センチ87キロのシューティングガード兼スモールフォワード。東海大卒業後、当時NBLに所属していたリンク栃木ブレックスに入団し3シーズンに渡り活躍。その後は、琉球ゴールデンキングス、A東京でのプレーを経て、2021年から名古屋Dに加入した。また、2021年に行われた『FIBAワールドカップ2023アジア地区予選 Window１』で代表初出場を果たすなど、日本代表としても活躍している須田。今シーズンは先発31試合を含む59試合に出場し、1試合平均8.8得点1.8リバウンド1.1アシストをマークした。

　今回の発表について、3選手はクラブ広報を通じて以下のとおりコメントしている。

【齋藤拓実 コメント】
「2023-24シーズンも名古屋ダイヤモンドドルフィンズと契約することになりました。自分を必要としてくれたクラブ関係者に感謝しています。
　この2年間、最後の最後で悔しい思いとなってしまいましたが、いつどんな時でもドルファミの皆さんが支えてくれたおかげもあり、素晴らしいチームの土台が作れたと思います。
　次のシーズンこそ勝負の年です。 全員で獲りにいきましょう。一緒に戦ってください！よろしくお願いいたします！！」

【伊藤達哉 コメント】
「2023-24シーズンも、ドルフィンズの一員としてプレーできること、大変うれしく思います。
　来シーズンも、持ち前のエナジーとスマイルでチームの勝利に貢献できるよう、頑張ります！
　ドルファミの皆さん、今まで以上に熱い、熱い、熱い応援をよろしくお願いします。共に頂に、登りましょう！」

【須田侑太郎 コメント】
「来シーズンもドルフィンズでプレーさせていただくことになりました。
　今シーズンは、非常に悔いの残る結果となってしまいましたが、そこまでの過程は素晴らしく、組織としての伸び代を感じました。応援してくださっている、すべての皆さまの魂を震わせるような、熱いプレーをしていきます。
　越えられなかった壁に、ドルフィンズ一丸でチャレンジしていきます。来シーズンもともに闘ってください。よろしくお願いします！」