2023.05.14

強豪琉球に連敗しCSを去った名古屋D…齋藤「言い訳することなく全力で戦い切れた」

「メンタル的にも苦しかった」と今シーズンを振り返った名古屋D・齋藤 [写真]=B.LEAGUE
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 5月13日、「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」クォーターファイナル第2戦が行われ、ワイルドカード1位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、西地区1位の強豪琉球ゴールデンキングスとアウェーで対戦。齋藤拓実が試合終了後にコメントを残した。

 名古屋Dは、33-52と19点のビハインドを負って試合を折り返した。後半に入ると、齋藤がモリス・ンドゥールへのアシストを2度演出し、最後まで諦めない姿勢で琉球を追い続けたが85-91で敗戦。この試合でクォーターファイナル敗退が決定し、名古屋Dはチャンピオンシップの舞台を去った。

 キャプテンの齋藤は試合後、「今シーズンを振り返ると、多くのアクシデントがありました」と語り、「特に12月以降は負傷選手が多く、万全の状態では臨めませんでした。僕自身もキャプテンとして初めてのシーズンで、昨季のチャンピオンシップはケガで泣いた経験があるので、気持ちがより一層入るシーズンでした。また、キャリアの中で初めて脳震盪を経験し、チャンピオンシップが決まらない大事な時期に貢献できなかったことで、メンタル的にも苦しかったです」とシーズン中の数々の苦悩を明かした。

 また、今シーズンをともに戦ったチームメイトについては、「自分がいないなか7人で戦う試合もありましたが、最後まで戦い、勝ち続けてくれたメンバーを誇りに思います」と感謝を述べた。この試合も、9得点2リバウンド8アシスト3スティールと気迫のこもったプレーで戦い抜いた齋藤。「今回のチャンピオンシップも負傷選手がいるなか、悔しい結果となりましたが、言い訳することなく全力で戦い切れたと思っています」と悔しさを滲ませながらも達成感を見せた。

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