優勝筆頭の千葉JがCS初戦落とす…次戦の勝利誓うローは「まだ終わったわけではない」

16得点8リバウンドをマークするも、接戦を落とした千葉Jのロー [写真]＝B.LEAGUE

　5月13日、「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022－23」クォーターファイナル第1戦が行われ、東地区1位の千葉ジェッツはホームの船橋アリーナで西地区4位の広島ドラゴンフライズと対戦。試合後に、ジョン・パトリックヘッドコーチとヴィック・ローがそれぞれコメントを残した。

　開始から広島のディフェンスに苦しめられた千葉Jは、思うように得点を重ねることができず1点ビハインドの37－38で前半を終える。後半に入ると、富樫勇樹の3ポイントシュートや原修太の得点で逆転に成功した千葉J。流れを引き寄せたかのように思えたが、シーソーゲームに持ち込まれると試合残り30秒で広島に逆転を喫した。試合はそのまま終了し、70－72で敗北した千葉J。優勝候補の筆頭が初戦を落とし、チャンピオンシップは波乱の幕開けとなった。

　試合後公式ツイッターに掲載されたコメントで、パトリックHCは、「広島さんに高確率で3ポイントシュートを決められて、うちはスロースタートになってしまいました。第3クォーターで良い流れも来ましたが、リバウンドで競り負けたのが良くありませんでした」と反省点を述べた。また、「明日はもっと良いスタートを切らなければいけないですし、ディフェンスとリバウンドが大事になってくるのでしっかり修正します」と次戦での勝利を誓った。

　この試合16得点8リバウンドの活躍を見せたローは、「とてもタフな試合でした」と語り、「いつもは入っているようなシュートを決めきれなかったことや、ファウルが嵩んでしまったことなどが敗因かと思います」と試合を振り返った。負けが許されない第2戦については、「もちろんまだ終わったわけではないですし、どういうミスがあったかをしっかり振り返り、修正して明日の試合に臨みたいと思います」と緊張感を含ませた言葉を残した。