2023.05.14
5月13日、船橋アリーナで「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」のクォーターファイナルが開催され、広島ドラゴンフライズが千葉ジェッツとの第1戦に臨んだ。
広島は先制点こそ奪われるも、辻直人を皮切りに3ポイントシュートが怒涛の勢いで決まり、17-0のランで試合中盤に2ケタリードに成功。終盤には千葉にも長距離砲を返されて点差が縮まったが、辻の“4点プレー”や上澤俊喜の3点弾でスコアを重ね、25-19と広島の6点リードで最初の10分間を終えた。
続く第2クォーター、千葉に0-7のランを仕掛けられて1点差まで詰め寄られるも、寺嶋良の3ポイントシュートやカイ・ソットのダンクで再び広島が点差を離す。終盤ではターンオーバーやファウルから失点が連続し、38-37と広島が1点を先行して試合を折り返した。
第3クォーター前半は千葉Jの攻防に苦しんだが、後半ではベンチ出場のニック・メイヨ、佐土原遼らが得点を返し、スコアは再び1ポゼッション差へ。残り約2分に千葉Jがタイムアウトを切ると、以降は広島の得点ペースが落ち、50-53の3点ビハインドで試合は最後のクォーターへ。
勝負の第4クォーター、互いにシュートを決め合う展開のなかで、広島は果敢なアタックでフリースローを獲得。じわじわと得点を伸ばしていくと、中盤にケリー・ブラックシアー・ジュニアが長距離砲を沈めてリードを広げていく。残り約1分に同点まで追いつかれるも、ブラックシアー・ジュニアがフリースローを2本決め切りゲームセット。最終スコア72-70で広島が白星をつかんだ。
敵地で1勝を先取した広島は、ドウェイン・エバンスが16得点5リバウンド7アシスト、ブラックシアー・ジュニアが15得点10リバウンド4アシスト、辻が13得点をマーク。ホームで勝利を逃した千葉Jは、ヴィック・ローが16得点8リバウンド、富樫勇樹が14得点4アシストを挙げている。
■試合結果
千葉ジェッツ 70-72 広島ドラゴンフライズ(@船橋アリーナ)
千葉J|19|18|16|17|=70
広島|25|13|12|22|=72
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