プレシーズンゲーム初戦に惜敗した琉球…岸本隆一「少しずつチームを作っていけたら」

プレーシーズンゲーム初戦を終え、心境を語った岸本（写真は昨シーズンのもの）［写真］＝B.LEAGUE

バスケットボールキング編集部

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　9月16日、各地でBリーグのプレシーズンゲームが行われ、琉球ゴールデンキングスは群馬クレインサンダーズとホームの沖縄アリーナで対戦した。

　今シーズンの初陣に臨んだ琉球は、新加入のアレックス・カークがゴール下で初得点を挙げるが、34－38と追いかける展開で前半を終える。第3クォーターではこちらも新加入のヴィック・ローが存在感を発揮するも、最後は68－72で敗れた。

　試合後のヘッドコーチや選手のコメントを、クラブが公式サイトを通じて伝えている。

「少ない人数の中でも選手たちは一つひとつのポゼッションを大切にしながら食らいついてくれました」と選手たちを労った桶谷大HCは、「新しい選手の良さをどうやって引き出すかが今日のテーマで、色んな収穫がありました。今日得た収穫を開幕までにしっかりとチームに落とし込んでいきたいです」と語り、連覇を目指す上で欠かせない新戦力の融合を目指す。

　チーム一筋の岸本隆一は、「今シーズンのキングスは昨シーズンから大きく変わることはないと思っています。各々の役割がある中で自分の役割以外も可能性を広げていかないといけないですが、新たな選手も加入し、より幅を広げていけると思うので、少しずつチームを作っていけたらと思っています」と、新シーズン開幕へ向けて気を引き締めた。

　千葉ジェッツから新たに加入したローは、「今シーズン最初の試合で、沖縄アリーナという素晴らしいアリーナでプレーをするということでとても緊張しましたが、緊張感を持ちつつも楽しみながらプレーできたと思います。これから試合が続いていくので、自分の役割を見つけていきたいです」と素直な心境を明かすと、「今日のようなファンの皆さんの声援があれば、苦しい試合でも勝つことができると感じました」と沖縄アリーナの雰囲気を早くも気に入ったようだ。