2023.09.17

プレシーズンゲームで島根と引き分けた広島…中村拓人「自分の役割は守備のトーンのセット」

島根戦で先発した中村(写真は昨シーズンのもの)[写真]=B.LEAGUE
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 9月16日、各地でBリーグのプレシーズンゲームが行われ、広島ドラゴンフライズ島根スサノオマジックとホームの電光石火みよしパークで対戦した。

 広島はアイザイア・マーフィー中村拓人ドウェイン・エバンスニック・メイヨに加え、新加入の山崎稜が先発を務めた。一進一退の試合展開で迎えた第4クォーター終盤、山崎とメイヨの得点で6点のリードを奪っていた広島だが、安藤誓哉の3ポイントで島根に3点差に詰められると、白濱僚祐のブザービーターで同点とされ、91-91で試合を終えた。

 試合後のヘッドコーチや選手のコメントを、クラブが公式サイトを通じて伝えている。

 カイル・ミリングHCは「全体的にオフェンシブな戦いとなったが、練習してきたことをコート上で発揮してくれていたので大きな収穫だった」と試合を振り返りつつ、リードを守り切れず引き分けに終わったことについては、「継続性が足りておらず、波があったし、オフェンスもディフェンスも改善しないといけないところががたくさんある。これから開幕までに準備をして仕上げていきたい」と語った。

「ゲームの入りは自分たちがやりたいことができていた」と話す中村は、「チームとしてディフェンスでプレッシャーをかけて相手に簡単に得点させないことができたと思う。自分の役割は、スタートでも、途中で出場してもディフェンスのトーンをセットすること。今日の試合の中でも、最初から相手にプレッシャーをかけることができていた。そこはシーズン開幕に向けて引き続き準備していきたい」と語り、自身のプレーに手応えをつかむことができたようだ。

 また、群馬クレインサンダーズから加入した山崎は、「最後にタフショットを決められて同点に終わったが、途中途中を見れば、いい時間帯が多かった。強いチーム相手でも自分たちはできるという部分で自信を持っていきたい」とポジティブに語りつつ、「課題は開幕までに修正し、いかにミスを少なくしてシーズンを戦い抜くかが大事だと思うのでもっとチームで詰めていきたい」と、迫るシーズン開幕へ向けて気を引き締めた。

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