2023.08.04

ロバーツ・ケインがBリーグ復帰…特別指定選手のプロ契約で広島ドラゴンフライズへ加入

2020-21シーズンにアマチュア選手として東京Zでプレーしたロバーツ・ケイン [写真]=B.LEAGUE
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 広島ドラゴンフライズは8月4日、2023-24シーズンにおいてロバーツ・ケインとの契約に合意したことを発表した。

 7月5日に21歳の誕生日を迎えたケインは、188センチ79キロのポイントガード兼シューティングガード。神奈川県出身で日本人の母親とアメリカ人の父親を持つ。2020-21シーズンにアマチュア選手としてアースフレンズ東京Zに入団し、56試合の出場で1試合平均4.0得点1.1リバウンドを記録。シーズン終了後、NCAAのストーニーブルック大学に進学すると、2年目の2022-23シーズンは33試合の出場で同24.4分3.0得点1.7アシストを記録した。

 同選手と岡崎修司ゼネラルマネージャーはクラブを通じて次のようにコメントした。

「皆さん初めまして、ロバーツ・ケインです。広島でプロのキャリアを始められる事に興奮しています。このような機会を与えてくれた皆さんに感謝いたします。私の母国である日本でプロとしてのキャリアをさらに進める機会を得ること、本当に待ちきれません。広島のファンの皆さんに、私のスピードとアスレチック能力、そしてエキサイティングなプレーを見せることができるのを楽しみにしています。オフェンスでもディフェンスでも、チームが勝つために必要なことをしていきたいと考えています。そしていつか、日本代表選手の一員として、そしてB.LEAGUEのトッププレーヤーとして活躍できればと思っています。繰り返しになりますが、この様な機会を与えていただき本当にありがとうございます。皆さんと一緒にこの旅を始められることを楽しみにしています!」(ケイン)

「この度、ロバーツ・ケイン選手との契約合意となりましたので、ご報告いたします。ロバーツ選手は全米大学体育協会(NCAA)1部(D1)のストーニーブルック大学でプレーをしていました。2年生のシーズンを終えてこの度、広島との契約合意となりました。大学では多くの試合でスターターを務め、3P%も36%程度と能力の高さを数字でも証明してきました。ロバーツ選手は、クイックネスとテクニックを併せ持つガードです。チームの戦術に合わせて適応できる順応性や、非常に早い成長スピードをもった若手選手であり、広島が目指す強化方針やスタイルに合った選手として注目をしてきました。今シーズンは昨シーズン以上に、2ガードでの選手起用も想定されることから、チーム内の信頼を勝ち取り、勝利に貢献する選手に成長することを期待しています」(岡崎GM)

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