2024.05.27
10月8日、B1リーグの第1節が開催され、シーホース三河は島根スサノオマジックとのアウェー第2戦目に臨んだ。
三河は試合開始からテンポ良くオフェンスが回り、22-13で最初の10分間を終了。第2クォーターでは“新戦力”ザック・オーガストがダンクを連発し、ダバンテ・ガードナーらの追撃もあって52-38の14点リードで試合を折り返す。第3クォーターはオフェンスの勢いが落ちてしまったものの、第4クォーターでは息を吹き返し、最終スコア80-74で1戦目のリベンジに成功した。
試合を終えて、三河はライアン・リッチマンヘッドコーチのコメントを球団のX(旧Twitter)アカウントで公開。1戦目で課題となった立ち上がりとリバウンドが改善されていたと振り返りつつ、強度の高いプレーを継続した選手たちを称えた。
「アウェーで強豪チームに勝つのは簡単ではありませんが、コートに立った選手全員が40分間ハードにプレーしてくれたことが結果につながりました」
「これから向上しなければいけない部分も多く見られましたが、全体的に見れば選手たちそれぞれが昨日の敗戦から学んで、責任を果たしてくれたので、改めて選手たちを誇りに思う試合でした」
開幕戦ではベンチから起用されたオーガストは2戦目でスターターを務め、25分39秒のプレータイムで23得点12リバウンド3アシストと多彩な活躍を披露。指揮官はダブルダブルを達成したフォワードが「ほぼ完璧と言っていい出来だった」とし、攻防両面での献身性を高く評価している。
「13本のシュートで23得点という部分もそうですし、12リバウンドのうち7本がオフェンスリバウンドで、自分たちの攻撃回数を増やしてくれました。それこそ、彼が三河というチームでプレーする理由だと思います。チームにエナジーをもたらしてくれましたし、ピック&ロールのディフェンスでも活躍してくれました。それらが彼に求めているものでもありますから、さらに続けていってくれたらと思います」
また、リッチマンHCは敵地にもかかわらず会場に足を運んだファンの多さにも感激したようで、「引き続き応援をよろしくお願いいたします」と感謝のメッセージを贈っている。第1節を1勝1敗で終えた三河は次節、川崎ブレイブサンダースをホームで迎え撃つ。
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