2023.11.07

主力離脱の仙台が新外国籍選手を獲得「日本のバスケに精通している仕事人」

写真は2019年、ギリシャでプレーしていたワシントン[写真]=Getty Images
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 B1東地区の仙台89ERSは11月7日、前トライフープ岡山デボーン・ワシントンと2023-24シーズンの選手契約に合意したと発表した。

 アメリカ出身で現在34歳のワシントンは、203センチ102キロのパワーフォワード。海外でのプレーを経て、2013-14シーズンに設立1年目の熊本ヴォルターズに加入すると、2015-16シーズンまで兵庫ストークス(現神戸ストークス)、信州ブレイブウォリアーズ熊本ヴォルターズの国内3クラブに在籍した。近年は欧州でのプレーが続いていたが、2022-23シーズンはトライフープ岡山でプレー。今年2月に左アキレス腱断裂の大怪我に見舞われ、シーズン途中の同3月に退団していた。

 今回、ワシントンを獲得した仙台は、得点源の一人だったラショーン・トーマスが全治約10~12週間の「右ハムストリングス肉離れ」で負傷離脱したばかり。

 新戦力のワシントンについて、仙台は「ヨーロッパの各国のリーグ戦やカップ戦で優勝準優勝の経験があり、日本でもNBL時代から通算5シーズン以上プレーしているベテラン選手です。そのサイズと力強いアタックを武器とした得点力で、5on5だけでなく3×3でも活躍している、日本のバスケに精通している仕事人です。豊富な経験を活かしチームに貢献してくれることを期待しています」と、クラブ公式サイトを通じてコメント。

 新天地が決まったワシントンは、「仙台89ERSのユニフォームを着てともに闘うことを楽しみにしていますし、仙台の素晴らしいファンの皆さんの前でプレーすることにとてもワクワクしています。仙台はBリーグの中でも最高な雰囲気を持つチームの一つです。このように自分がコートに戻るチャンスを与えてくれたコーチングスタッフや経営陣、そして仙台89ERSの全てのクラブ関係者の皆さんと、自分をチームにあたたかく迎え入れてくれる選手たちに感謝します」とコメントを寄せた。

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