2024.01.31

菊地広人がレバンガ北海道でプロデビュー「チームを勝ちに導くことができる選手に」…HCも活躍を評価

1月27日の信州戦でBリーグデビューを果たした菊地 [写真]=B.LEAGUE
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 1月27日に北海きたえーるでB1リーグ第19節第1戦が開催され、レバンガ北海道信州ブレイブウォリアーズを相手に73-79で敗戦を喫した。

 北海道と特別指定選手契約を結んだ大東文化大学4年の菊地広人は第1クォーター残り2分15秒から出場すると、第2クォーターには島谷怜のアシストから3ポイントシュートを成功。試合を通じて13分31秒のプレータイムで3得点1アシストを記録した。

 クラブは公式HPで試合後のコメントを発表。菊地は「得点を決めたことは嬉しかったのですが、負けてしまったことの方が大きく残っています。後半も得点を決めれずに終わってしまったので、初得点はできましたが、自分に対して納得しづらいという気持ちの方が大きいです」と明かした上で、Bリーグ初得点となった3ポイントについても語った。

「バンクショットは狙って打ちました。あの位置からは大学のときからバンクで打った方が入るので、狙える余裕があるときは、あの位置からはバンクで打つように意識しています」

 菊地自身にとっては初めての舞台。「どちらかというと試合が始まる前の方が少し緊張していたのですが、コートに立った時は、やるべきことをやろうと緊張感もあまり感じることなく臨めました」と感想を述べた。

 また、自身が目指す選手像について「チームを勝たせることができるプレーヤーになりたいと感じています。今日も自分が決めていれば勝つことができたと思いますし、流れは変わっていたと思うので、決めるべきシュートを決めることができる、チームを勝ちに導くことができるプレーヤーになりたいと思います」と、敗戦を経て強い決意を見せた。

 指揮を執る小野寺龍太郎ヘッドコーチも菊地に言及。「彼のプレーはアグレッシブで、スタッツに表れない部分で彼の良さを出してくれていたと思います」と評価し、「今のチーム状況はベンチから誰かが外れなければいけなく、ベンチに入った選手がコートで体現して結果を出すことは、チーム内でも競争が起きて良い流れだと思います」と話した。

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