2024.06.23
4月から新学期がスタートし、高校バスケ界では各チームにルーキーたちが加入。昨年の1、2年生も学年が1つ上がり、ここから本格的なチームづくりを図っていく。今回、バスケットボールキングでは2019年に注目すべき選手を独自にピックアップした。
2月の「第32回東海高等学校新人大会」決勝で、昨年のインターハイとウインターカップ準優勝の中部大学第一高校(愛知県)に勝利した藤枝明誠高校(静岡県)。その試合でチーム最多となる27得点を挙げた菊地広人は、「全国2位という実績を持つ学校を相手にみんなが1つになって、自分たちのやることを徹底できて、いいゲームをできたと思います」と語った。
菊地自身、「ルーズボールなど泥臭いプレーを率先してやっていこうと思っていた」という思いで大会に臨み、決勝では獅子奮迅の活躍。「いつもは岩下(恵達)を中心に攻めるのですが、岩下のマークが厳しかったので、自分が攻めて点を取ろうと意識しました」と、ドライブからのシュートを次々と放ち、中部大第一に流れを渡さなかった。
「昨年は苦しい時に踏ん張りきれずに負けてしまうこともあったのですが、その経験と、ディフェンスとリバウンドといったチームとしてやることが今年はハッキリしていて、それを徹底するというのが定着してきたと思います」と、大会をとおしてチームの成長も感じたようだ。また、「一つひとつのプレーの質を上げることと、リバウンドを含めたルーズボールやイージーシュート、ノーマークシュートを決めきることが勝つために大事になると思います」と今後の課題も語っていた。
写真・文=田島早苗
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