2024.02.06

仙台89ERSがエリック・マーフィーとの契約を満了…ラショーン・トーマスはILから抹消

昨年12月に仙台へ加入したマーフィー[写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 2月6日、仙台89ERSエリック・マーフィーとの2023-24シーズンの選手契約が満了となり、退団することを発表。同日付けでラショーン・トーマスをインジュアリーリスト(IL)から抹消した。

 アメリカ出身で現在33歳のマーフィーは、208センチ109キロのパワーフォワード。シカゴ・ブルズ(NBA)でプロデビューを飾り、その後はトルコ、フランス、スペインなどヨーロッパのクラブを渡り歩いてきた。2020年からは活躍の場を日本に移し、福島ファイヤーボンズで3年間を過ごしていた。

 今シーズン、マーフィーは10月後半に群馬クレインサンダーズへ加入し、ベン・ベンティルの復帰に伴って約1カ月後に退団。12月中旬には、ラショーン・トーマスを右ハムストリングスの肉離れで欠いていた仙台へ加入したものの、再びチームから退団する運びとなった。仙台では17試合に出場し、1試合平均3.5得点3.8リバウンドを挙げている。

シーズン序盤から離脱していたトーマスが復帰[写真]=B.LEAGUE

 今回の発表について、マーフィーと球団はクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。

エリック・マーフィー
「ファンやスポンサー、選手、スタッフ、仙台89ERSのすべてのクラブ関係者の皆さまに感謝いたします。仙台でプレーできて素晴らしい時間を過ごすことができました。ナイナーズの今後の活躍を心から祈っています。ナイナーズファミリーに加わることができてとても光栄でした」

仙台89ERS
「まずは12月からおよそ2カ月の間、チームとクラブ、そしてこの地域のために全力で闘ってくれたマーフィー選手に心から感謝いたします。シーズン中に数チーム渡り歩くことはとても難しいなかで、それでも自身の豊富な経験を生かして、ナイナーズでも役割を理解し、チームに順応し、合計17試合を闘ってくれました。

 相次ぐ選手の離脱が起こる困難な状況の中での上位チームとの対戦が続く期間でしたが、先週末のホームでの逆転勝利も含め、マーフィー選手の存在は大変大きなものでした。改めてマーフィー選手のチームへの貢献に感謝するとともに、今後のキャリアも素晴らしいものになることを願っております。これからの仙台89ERSとマーフィー選手への大黄援を何卒よろしくお願いいたします」

BASKETBALLKING VIDEO