2024.05.30

津屋一球が契約満了でサンロッカーズ渋谷を退団…在籍した2季は「数年後思い返しても絶対に濃い期間」

契約満了による退団が発表された津屋一球 [写真]=B.LEAGUE
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 サンロッカーズ渋谷は5月30日、津屋一球との契約満了を発表した。2024-25シーズン以降の契約継続に向けて話し合いが続けられていたが、最終的には合意に至らず退団することになったという。移籍先が決定しているためBリーグの自由交渉選手リストには公示されず、移籍先クラブが後日発表する。

 6月7日に26歳の誕生を迎える津屋は、190センチ90キロのシューティングガード。洛南高校から東海大学に進学し、同大在籍時の2020-21シーズンに特別指定選手として三遠ネオフェニックスBリーグデビューを飾った。2022-23シーズンにSR渋谷へ移籍すると、2023-24シーズンはレギュラーシーズン全60試合の出場で1試合平均4.1得点1.1リバウンドを記録した。

 同選手はクラブ公式HPで次のようにコメントした。

「サンロッカーズファミリーの皆さん、お世話になりました。皆さんと過ごしたこの2シーズンは短いようで長かった気がします。この2シーズンは自分のキャリアの中で数年後思い返しても絶対に濃い期間になるものだと思いますし、皆さんのおかげで成長できました。しかし、サンロッカーズの顔と言われる方や日本を背負ってきた方などにいつまでも頼ってばかりの選手にはなりたくないという思いがあります。これは層の厚いサンロッカーズ渋谷でしか味わえない感情だと思います。一層の努力を重ねて成長し、あの人達に追いつき、そして追い越していくためにこの選択をしました。今後とも自分の成長する姿を見届けていただけると嬉しいです。本当にありがとうございました」

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