2025.03.06

日本代表で感じた悔しさを糧に躍動…三遠ネオフェニックス・津屋一球「20連勝は自信になる」

横浜BC戦で14得点を挙げた津屋 [写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 3月5日、「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズン」のB1リーグ第23節が開催され、三遠ネオフェニックス横浜ビー・コルセアーズとの激戦を95-93で制した。この勝利でチームの連勝記録を「20」に更新した三遠は、試合後のヘッドコーチや選手のコメントを公式サイトをとおして伝えている。

 この試合で3ポイント4本を含む14得点と躍動した津屋一球。試合全体を通して見ると横浜BCに追い上げを許す展開もあったが、「自分たちのミスから自分たちを苦しめている時間帯もありましたが、それで逆にディフェンスとリバウンドにフォーカスして自分たちのバスケットを取り戻せた時間帯があったので、それは良かったと思います」と試合中に修正できたことへの手応えを口にした。

 また、節目となる20連勝については「CSもまだ決まっていない状況なので油断はできませんが、ここまでの20連勝は自分たちの自信になりますし、自分たちの勝つ文化や勝つメンタリティーを付けていける流れになっているので、それを止めずに今日勝ち切れたことは良かったです」と話し、兜の緒を締めつつもこれまでの成績に対しての自負もうかがわせた。

 コメントでは2月の日本代表活動にも言及。津屋は2月20日に行われた「FIBAアジアカップ2025 予選 Window3」中国代表戦で日本代表デビューを果たすも、18分15秒のプレータイムの中で得点はかなわず。5本放った3ポイントもすべて外れ、チームとしても58-100という大敗を喫する結果となった。

「代表に選ばれた喜びはありましたが、その分悔しいことも多かったです。その中で感じたことは、シュートが入らなかったからダメではなくて、もっといろいろなことができたよねというのが自分の中にありました」

 津屋はその悔しさを糧にBリーグの試合に臨んでいるようで、「チームに戻ってからはシュートだけではなくてアタックもしていますし、自分の強みを広げて、プレーの幅を広げていくことにフォーカスできています」とさらなる成長を目指している。

「コミュニケーションの部分でもまだまだのところがあるので、代表に限らずフェニックスでも学べています」とチームが好調のなかでも油断の色を見せない津屋。終盤戦にかけてどのようなパフォーマンスを発揮するか、多くのファン・ブースターが注目していることだろう。

津屋 一球の関連記事

三遠ネオフェニックスの関連記事

Bリーグの関連記事

BASKETBALLKING VIDEO