2025.04.16
3月4日(現地時間3日、日付は以下同)、現地メディア『Texas Public Radio』は、ロサンゼルス・レイカーズのオーナーであるジーニー・バスのインタビュー記事を公開した。そこには、世界に衝撃を与えたルカ・ドンチッチ(レイカーズ)とアンソニー・デイビス(ダラス・マーベリックス)のトレードに関するバスのコメントが公開されており、注目を集めている。
オールスター選手の超巨大トレードという点でも注目を集めたが、このトレードはデイビスによる「レイカーズにはセンターが必要」という要望が公になった直後の出来事ということもあり、更に話題を呼んでいた。トレード成立の約10日前に現地メディア『ESPN』が公開したインタビュー動画で、当時レイカーズに所属していたデイビスは次のようにコメントしている。
「ビッグマンがもう1人必要だと思っている。僕は4番(パワーフォワード)でプレーする時がいつもベストだと感じるんだ。それに、ビッグマンがもう1人いれば上手くいくことは証明済なんだ。僕たちがチャンピオンになった時、ジャベール(・マギー)とドワイト(・ハワード)が5番(センター)で、僕は4番だった」
同じインタビューでデイビスはレイカーズでもう1度優勝することを悲願と語っていたが、無情にもその10日後にデイビスは放出されることとなった。また、デイビスが加入したマブスにはダニエル・ギャフォードやデレック・ライブリー2世といったビッグマンが揃っていることから、ファンの間で「デイビスは5番を求めたからマブスに出されたのでは」と推測する声が散見されるようになった。
今回公開されたインタビューの中で、バスはデイビスのトレードについて言葉を濁すことなく言及し、嫌味を含ませ次のように発言している。
「私たちはプレーオフでデンバー・ナゲッツに3年連続で負けており、これから再びプレーオフを迎えるにあたって何の変化も起こせてないと思っていました。アンソニー・デイビスは自身がプレーしている場所に関して文句を言っていたし、幸せじゃなかったようです。なので、私は今回の件はお互いのチームにとって良いものだったと思います」
インタビューがいつ行われたものか定かではないが、トレードデッドライン以降にマブスが直面している悲劇的な状況を踏まえると、マブスやデイビスに対するバスのコメントは厳しい嫌味に響いてしまう。前十字靭帯断裂によりカイリー・アービングの全休が決定したため、デイビスも今シーズンは復帰しないのではと報道されているが、復帰した暁には古巣のオーナーを見返す活躍を見せてくれることを願うばかりだ。
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