B1川崎が前滋賀の柏倉哲平を獲得「歴史と伝統のあるクラブで新たな挑戦を」

滋賀から川崎へ移籍することが決まった柏倉哲平［写真］＝B.LEAGUE

　B1リーグの川崎ブレイブサンダースは6月27日、滋賀レイクスから自由交渉選手リストに公示されていた柏倉哲平と、2024－25シーズンの新規選手契約に合意したと発表した。

　山形県出身で現在29歳の柏倉は、180センチ82キロのポイントガード。山形南高校から青山学院大学へと進学し、Bリーグが開幕した2026－17シーズンにアースフレンズ東京Zの特別指定選手としてデビューを果たすと、新潟アルビレックスBBへの移籍を経て、2021－22シーズンから滋賀へ加入した。今シーズンはB2リーグ戦43試合に出場し、1試合平均6.3得点1.9リバウンド3.0アシスト3ポイント成功率36.1パーセントをマーク。キャプテンとしてチームのB1昇格に貢献した。

　今回の発表に際して、柏倉は「川崎に加入できることをとてもうれしく思います。歴史と伝統のある素晴らしいクラブで自分の新たな挑戦を始めたいと思ったことと、僕自身、サンダースファミリーの皆さんの作るホームアリーナの雰囲気が凄いと感じていて、その素晴らしい応援のもとでプレーしたいと思ったことが加入の決め手でした」と、新天地として川崎を選んだ理由を説明。

　また、「ベテラン選手を中心としたエネルギッシュなプレーと特に良いディフェンスをした時に会場のギアが上がって、一気に盛り上がる印象を持っているので、自分の強みでもある粘り強いディフェンスと3ポイントシュートでチームと会場をさらに盛り上げたいと思っています。チームの目標達成のため、応援してくださる皆さまのために、自分らしくハードワークし続けてチームに貢献できるように頑張ります」と活躍を誓った。