2024.07.24

田中力がB2熊本に移籍「もっと上を目指していきたい」昨季に横浜BCでB1デビューした有望株

昨季横浜BCでプロデビューを果たした田中力[写真]=B.LEAGUE
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 7月24日、B2リーグの熊本ヴォルターズ横浜ビー・コルセアーズから自由交渉選手リストに公示されていた田中力と、2024-25シーズンの新規選手契約に合意したと発表した。

 神奈川県出身で現在22歳の田中は、186センチ88キロのポイントガード。横浜BCのユースチーム出身で、2017年に史上最年少の15歳5カ月で日本代表候補に選ばれた経歴を持つ。2018年に渡米し、2022年にNAIA(全米大学運動選手協会)のベテル大学へ進学。昨年9月に横浜BCの練習に参加し、特別指定選手として昨シーズンBリーグデビューを果たした。“天才中学生”とも呼ばれていた田中のプロデビューイヤーは、B1リーグ戦27試合に出場し、1試合平均5分7秒のプレータイムで1.7得点0.5アシストの成績。先発出場の機会はなく、シーズン終了後に自由交渉選手リストに公示されていた。

 今回の移籍発表に際して、田中は「横浜ビー・コルセアーズのファン・ブースター、パートナー、関係者の皆さま、1年間すごく熱い応援をしていただき、ありがとうございました。横浜BCではユースチームに所属していた時から色々な経験をさせていただきました。ユースチームの時から応援してくれている皆さまにも、2023-24シーズンから応援してくれている皆さまにも、言葉では表せないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。2023-24シーズンで横浜BCを退団することになりましたが、今後もぜひサポートや応援をしていただけると幸いです。横浜BCでの今までの経験を生かし、もっと上を目指していきたいと思っています。チームが変わっても“総長”らしく頑張っていきたいと思います!やんよ!」と、横浜BCの公式サイトを通じてコメント。

 また、新天地となる熊本のファンへ向けては、「ファンの皆様と一丸となって、楽しいバスケットボールをお見せできればと思っております。自分の持ち味を存分に発揮して、チームに貢献したいと考えております。熊本ヴォルターズのチームに加入できたことをうれしく思います。これからサポートや応援を何卒よろしくお願いいたします」と、メッセージを送った。

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