2021.08.22

熊本、FE名古屋などで活躍した高村成寿が13年の現役生活にピリオド

高村成寿(左)が現役引退を発表(写真は2019-20シーズンのもの)[写真]=B.LEAGUE
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 8月21日、ベルテックス静岡はアシスタントコーチ、ユースチームヘッドコーチ、アカデミートップコーチ兼選手として活躍していた高村成寿が2020-21シーズンをもって現役を引退することを発表した。

 現在37歳の高村は、194センチ96キロのパワーフォワード。2007年に浜松大学から当時JBL2所属の日立電線ブルドッグスに加入。その後、レバンガ北海道熊本ヴォルターズファイティングイーグルス名古屋などでプレーした。2019-20シーズンに当時所属していたFE名古屋で選手兼アシスタントコーチとなり、2020年に移籍した静岡でもコーチ、選手の両面で活躍した。

 同選手はクラブ公式HPを通して「この度、高村成寿は現役生活に終止符を打ち、引退することを皆さまにご報告致します」とコメント。

 さらに、高村は「ともに戦ったチームメート・スタッフ、スポンサーの皆さま、ファンの皆さま、そして家族、ここには書き切れないほどたくさんの方々にいつも温かく、熱く、そして時には厳しく、たくさんの応援をしていただき、実りあるバスケットボール人生を送ることができました。心から感謝しています。ありがとうございます」と感謝を伝えた。

 来シーズンからは指導者に専念することとなった同選手は、アシスタントコーチ、ユースチームヘッドコーチ、アカデミートップコーチの役割について「これまでに培ったものを生かし、これからは指導者としてまた新たなバスケットボール人生を歩んでいきます」と語った。

 また、クラブは高村について、来シーズンからはこれまでと同様に指導者としてクラブに関わりつつ、新たにエバンジェリストに就任することを発表した。エバンジェリストとは、自らの知識や経験を後進に伝える役割であり、高村は自身の13年の現役生活で得たものを次世代に託す活動を行っていくこととなった。

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