2023.05.05

西宮が敵地で越谷を下し1勝を先取…ベンチスタートのハミルトンがダブルダブルの活躍/B2プレーオフ

ベンチからダブルダブルの活躍を見せたハミルトン(中央)[写真]=B.LEAGUE
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 5月5日、「B2 PLAYOFFS 2022-23」のクォーターファイナルが開催され、東地区3位の西宮ストークスは同地区2位の越谷アルファーズとの第1戦に臨んだ。

 試合開始約3分半に道原紀晃のフリースローで初得点を挙げた西宮は、続けて綱井勇介渡邊翔太が3ポイントシュートをヒット。ベンチスタートのジョーダン・ハミルトンもアシストやリバウンドで存在感を見せ、18-13と西宮の5点リードで最初のクォーターを終える。

 第2クォーターでは中盤まで互角の戦いが繰り広げられたものの、西宮はインサイドでの失点が増え、徐々に点差を離されてしまう。トレイ・ポーターのフリースローやダンクで得点をつないだが、速攻からファウルを犯すなどミスが続き、29-36と7点ビハインドでハーフタイムに突入した。

 迎えた第3クォーター、反撃の糸口をつかみたい西宮はダンクやレイアップで着実に得点。一方で越谷の得点ペースを落とすことはできず、中盤には2ケタリードを奪われる時間も。それでもフリースローでじわじわと点差を縮めると、45-51と6点差まで戻して第4クォーターに臨んだ。

 第4クォーターに入ると、西宮は残り5分を切ったところで谷直樹が長距離砲を沈め、ついに逆転に成功。以降は1ポゼッションを争う大激戦となり、道原が3点弾やレイアップでチームをけん引する。試合時間残り23秒にハミルトンのフリースローで6点を先行すると、最後は相手のファウルを誘発してゲームセット。最終スコア71-64で西宮が逆転勝利をつかんだ。

 1勝を先取した西宮は、ハミルトンが12得点11リバウンド5アシストとマルチな活躍を披露し、道原もチームハイ13得点をマーク。一方、第4クォーターの失速が敗因となった越谷はジャスティン・ハーパーが26得点4リバウンド、松山駿が9得点5アシストを挙げている。

■試合結果
越谷アルファーズ 64-71 西宮ストークス(@越谷市立総合体育館)
越谷|13|23|15|13|=64
西宮|18|11|16|26|=71

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