2022.06.02

Bリーグ初の試みも!鹿児島レブナイズが仕掛けるファン体験のアップデート

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 鹿児島レブナイズは今シーズンB3リーグ32勝13敗の15チーム中4位でシーズンを終了。10連勝するなど終盤まで上位争いを繰り広げ、11チーム中9位だった昨季から大きく躍進をとげた。

 そんな鹿児島レブナイズは2022年1月20日から新たな取り組みを開始している。それはレブナイズトークンの発行だ。※フィナンシェ社のアプリ「FiNANCiE」を活用

 トークンとは「しるし」や「証」といった意味合いを持ち、保有することでクラブ発の投票企画への参加や、トークン保有者限定の特典へ応募することができるデジタルアイテムのことである。トークン自体が価値(変動有)を持ちFiNANCiE(アプリ)サービス内で売買することもできる性質を持っている。

 1月20日から2月28日まで行われた初回ファンディングでは129名からの支援、そして支援総額は800万円を超える金額が集まった。鹿児島レブナイズはファン体験をさらにアップデートするためトークン発行しながらさまざまな施策を実施した。

~施策①ブースターと共に作るマッチデー~

 4月3日岐阜スゥープス戦では、ブースターと共に試合を盛り上げるマッチデーを実施。トークンを活用した投票企画や抽選企画が行われた。またより多くのブースターに参加頂くために、ファンクラブ会員へのトークンのエアドロップ(無料配布)も実施。

 通常はスポンサー企業の企業名が入るマッチデータイトルをトークンホルダーが案出しから投票まで行い決めた。マッチデータイトルの案出しには、47件ものアイデアが集まった。

試合当日には会場にトークンホルダーの名前が記載されたバナーが掲げられた。

 ハーフタイムのフリースロー企画では、トークンホルダーの中から抽選で選ばれた方がフリースローに挑戦した。挑戦者は2スローのチャレンジ権が与えられ、成功数に応じてトークンが付与された。

当日急遽フリースロー企画に参加することとなった上原社長。フィナンシェコミュニティ内でも写真が投稿されるなど盛り上がりを見せた。

~施策②松崎選手引退NFT~

 7シーズンにわたり、鹿児島レブナイズを支え続けたクラブのレジェンドである松崎圭介選手。今シーズン限りでの引退を表明した彼がつけていた背番号「41」は永久欠番となった。

 そんな松崎選手へのリスペクトを込めて記念のメモリアルNFTを発行。そのメモリアルNFTはリワード企画に参加した全てのトークンホルダーに配布された。またメモリアルNFTは松崎選手のオンライントークショーへの参加権として使用された。

トークショーの様子

〜来シーズンに向けて〜

 来シーズンも鹿児島レブナイズはトークンを使った取り組みを積極的に行なっていく予定だ。鹿児島レブナイズの上原代表取締役社長に今後の展望について聞いた。

「今シーズン、まずはより多くの方にレブナイズトークンを知ってもらい保有してもらいたいと考えていました。そのためにトークンを活用して保有者が特別な体験や特典が得られるような企画を行なってきました。それぞれの企画でトークン保有者の方々に喜んでいただけたのではないかと思っております」

「また加入1年目にも関わらず日本通算1,000得点を達成し、クラブ史上初のリーグベスト5、スティール王にも輝いたアンソニー・ゲインズ・ジュニアとの選手契約継続を行いました。契約継続にあたり彼にもレブナイズトークンを持ってもらうことにしました。(選手へのトークン付与は日本バスケットボール界では初)選手がレブナイズトークン保有者となることで、よりクラブと共にトークンコミュニティを盛り上げていければと考えています」

「来シーズンは、よりトークン保有者の方々と一緒に作り上げていくような活動ができればと思っております。具体的にはまだ言えませんがイベント企画中ですので、ぜひ一緒に鹿児島レブナイズを盛り上げていきましょう」

 

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