2025.09.22

仙台大明成が八王子に競り勝ち3勝目…福大大濠は美濃加茂に快勝【日清トップリーグ男子結果】

接戦まで持ち込んだ八王子学園八王子[写真]=U18日清食品リーグ
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 9月20日、U18日清食品トップリーグ男子は、仙台大学附属明成高校(宮城県)vs八王子学園八王子高校(東京都)と、福岡大学附属大濠高校(福岡県)vs美濃加茂高校(岐阜県)の2試合が行われた。

 第1試合の仙台大明成と八王子の試合は、第1クォーターでシュートを高確率で沈めた仙台大明成が、28-8と一気に20点のリードを奪う。第2クォーターも流れは変わらず42-25で前半を終えた。後半に入ると八王子にじりじりと反撃を許し、最終クォーター残り3分21秒にターンオーバーからの失点で点差は1ケタの9点となり、さらに追撃を許し八王子の照井昇太朗の3ポイントが被弾し2点差となる。しかし直後のオフェンスで三浦悠太郎の3ポイントがヒット、試合終了間際に丸山エンディのジャンプショットも決まり仙台大明成が辛くも逃げ切った。

 個人スタッツでは、仙台大明成の先発出場の檜森琉壱が14得点7リバウンドを記録、小田嶌秋斗が8得点4アシストをマークした。八王子はニャンセハセダトが28得点22リバウンドでチームをけん引し、驚異的な追い上げを見せたが一歩及ばなかった。

 この日の第2試合は福大大濠と美濃加茂が登場。福大大濠は吉岡陽や榎木璃旺らが積極的にゴールを狙い得点を重ねリズムを掴むと、村上敬之丞やサントスマノエルハジメらも続き25-10と15点のリードを奪う。加えて、ディフェンスも冴えわたり美濃加茂にターンオーバーを誘発させ、44-26とリードを保ったまま後半へ。第3、第4クォーターもその勢いは止まらず91-56で快勝した。

 福大大濠は本田蕗以が13得点、サントスが12得点、勝又絆が11得点と3選手が2ケタ得点をマーク。ボールがよく回りチームで22アシストを記録した。美濃加茂も3選手が2ケタ得点を記録するが、チームのターンオーバーが福大大濠の9回に対し21回と、ミスの多さが敗因につながったと言えるだろう。
 
■試合結果
仙台大学附属明成高校 69-62 八王子学園八王子高校
仙台大明成|28|14|16|11|=69
八 王 子| 8|17|16|21|=62

福岡大学附属大濠高校 91-56 美濃加茂高校
福大大濠|25|19|22|25|=91
美濃加茂|10|16|18|12|=56

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