6時間前

BリーグがBプレミア開幕週の2事象を説明…審判員への誹謗中傷にも言及「しっかり守る」

[写真]=B.LEAGUE
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■開幕週の事象2件について説明

 Bリーグは10月7日、「りそなグループ B.LEAGUE 2026-27 B.LEAGUE PREMIER リーグ戦」開幕週に発生した事象について説明する機会を設け、増田匡彦常務理事が9月24日の群馬クレインサンダーズvsアルティーリ千葉、同27日の信州ブレイブウォリアーズvs富山グラウジーズで発生した事象についてコメント。審判員に対する誹謗中傷についても言及し、「しっかり審判の皆さんを守るための対応を引き続きやっていきたい」と話した。

 Bリーグでは、これまで島田慎二コミッショナーが定例ブリーフィングであらゆる内容の質疑に応じてきたが、リーグ側が特定の事象を取り上げて取材機会を設定するのは今回が初めて。増田氏は、個別の判定の正誤を論じるのではなく、審判員がどのようなプロセスを経て判定を下し、試合後に検証を行っているのかを説明することが今回の目的だとした。

 今回取り上げられたのは、劇的な決着となった群馬vsA千葉の試合終盤、決勝点を決めたスタンリー・ジョンソンが直前にバックコートバイオレーションを犯していたのではないかという場面と、信州vs富山でダラル・ウィリスジュニアがディスクォリファイングファウルを宣せられた事象の2件。Bリーグとしては、いずれも現場の審判員が必要な確認を行い、正当なプロセスを経て判断したとして支持する姿勢を示した。

■“ダウングレード”は判定の誤りを意味するものではない

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 その一方で、群馬vsA千葉戦の場面は、現行のFIBAルールではIRS(インスタント・リプレー・システム)の対象外。勝敗を左右する重要な場面でありながら、審判員による目視での判断が求められるケースだった。SNS上では切り取られた映像が拡散される現状にも触れ、「もう少し審判の皆さんを守るルールとかシステムみたいなことを、積極的に導入していくべきではないか」と言及。現行ルールを前提としつつ、今後より良い仕組みを検討していく考えを示した。

 富山のウィリスジュニアが退場となった場面については、規律委員会での審議にあたり、JBA審判グループがFIBAルールに基づいて検証。その結果、「本来当該判定には至らず、フレグラントファウルが妥当」との見解が示され、規律委員会は同選手に懲罰を科さないことを決定した。一方で、試合中に宣せられたディスクォリファイングファウルの記録自体は取り消されていない。

 増田氏は、この“ダウングレード”が試合中の判定の誤りを意味するものではないと強調。「現場での判断と事後で検証するものは役割が違う」と説明したうえで、「リリース上、ただ“ダウングレード”と書いてあると、当該審判の判断が間違っていたというような見え方になってしまうと思いますが、そこではなく、あくまで規律という側面で検証すれば、そういった判断もあり得るということ」と話した。

■Bリーグを支える審判員に感謝…誹謗中傷「認められるものではない」

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 増田氏は日々の審判員の取り組みについても紹介した。Bリーグの試合を担当する審判員は、試合前に過去の映像を確認して選手の特徴などを把握し、3人でその試合において注意すべき点を共有するプレゲームカンファレンスを実施。試合後も映像を振り返り、改善点や全体で共有すべき事象を審判部へ報告しているという。今シーズンは平日開催も増加しており、プロ審判員が増えている一方、本業と両立しながらリーグを支えている審判員も多い。増田氏は「本当に感謝しかない」と語った。

 そのうえで、SNS上で審判員を誹謗中傷する行為については「本当に認められるものではない」と強調。リーグでは悪質な投稿に対して弁護士を立てて対応するケースもあるとし、「しっかり審判の皆さんを守るための対応を引き続きやっていきたい」と明言した。

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