2019.05.22

2019年の女子注目選手(10)小山里華(津幡)「3Pが最大の武器! 主将としてもチームを引っ張る」

今年度はチームの主将に就任した小山[写真]=田島早苗
取材歴15年目でミニバス、中学、高校、大学、トップリーグに日本代表と様々なカテゴリーをカバー。現場の“熱”を伝えるべく活動中。

4月から新学期がスタートし、高校バスケ界では各チームにルーキーたちが加入。昨年の1、2年生も学年が1つ上がり、ここから本格的なチームづくりを図っていく。今回、バスケットボールキングでは2019年に注目すべき選手を独自にピックアップした。

■女子注目選手(10)小山里華(3年/津幡高校/石川県)

 中道玲夏とともに昨年から主力を担い、全国大会では得意とする3ポイントシュートを面白いように沈めた小山里華。新チームとなって迎えた3月の「第47回全関西バスケットボール大会」では、ポイントガードの高本愛莉沙がケガにより不出場だったため、慣れない司令塔を務めたが、それでも要所要所で得点に絡む姿が見受けられた。

 今年はキャプテンを務めるが「まだ声が少ないと言われます」と小山。真のリーダーになるには課題も多そうだが、「全員から信頼されるキャプテンになりたいし、コートでも私が一番みんなに声を掛けて、チームを引っ張れるようにしたいです」と思いを語る。

 全関西大会では4チームによる決勝リーグには進んだものの、桜花学園高校(愛知県)や岐阜女子高校(岐阜県)、大阪薫英女学院高校(大阪府)に敗退。「全員が点数を取れて粘り強いディフェンスができるところ」(小山)が今年の津幡の強みだが、敗れた3試合に関しては、「シュート力も全然足りないし、ディフェンスの“足”も違いました」と小山は振り返る。

 だが、逆に言えば自分たちの現在地が見えた大会ともいえるだろう。「先輩たちを超える」という目標に向かって、「まだまだ一人ひとりの気持ちが弱いので、強い気持ちをコートで出しきれるようにしたいです」と、小山はチームの課題を冷静に分析しつつ、次に向けて気持ちを引き締め直していた。

写真・文=田島早苗

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