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12月24日に武蔵野の森総合スポーツプラザにて、「SoftBankウインターカップ2020 令和2年度第73回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の女子2回戦が開催。初出場の佼成学園女子高校は、石川県代表の県立津幡高校と対戦した。
第1クォーターから12-17とビハインドを負った佼成学園女子は第2クォーターを9-17とリードを拡大されると、そのまま追いつくことができず、最終スコア49-75で大会を後にした。
試合を終えた佼成学園女子のキャプテン太田琴琉は「悔しいという思いが一番にあります」と悔しさをにじませた。しかし、続けて「これから後輩たちに目標を達成してもらうためにも、3年生でチームにとってプラスになることをやっていきたいと思います」と後輩へ夢を託した。
太田は試合を振り返り「自分の3ポイントでもっとチームに勢いを与えられればよかった」と語る。太田は1回戦では5本の3ポイントシュートを含む計17得点と存在感を示した。しかし、2回戦では12本の3ポイントシュート試投に対し、1本の成功とシュートタッチに苦しんだ。しかし「高校バスケで得た経験を大学でも活かせるようにもっと頑張ります」と次のステージを見据えていた。
東京都には、全国大会常連の東京成徳大学高校や八雲学園高校など、強豪ぞろいの全国屈指の激戦区だ。その中で佼成学園女子は4強入りを果たし、登録数枠での全国大会出場を決めた。太田は「11番の小出(ほのか)と21番の中島(リサ)などいろんな能力のある選手がたくさん揃っているので、来年も期待できると思います」と後輩に期待を寄せる。
「自分たちはベスト4に入れたのですが、4つ以上の壁は超えられていないので、しっかりと新人戦で4つに入って、リーグ戦でもっと上を目指して1位をとって欲しいと思います」
最後に太田は「自分たちは試合に出ているメンバーやベンチにいるメンバーだけでは勝つことができなく、チームメイトやたくさんの方の応援がなければ、全国大会へ出場することができなかったので、たくさんの方の応援があったからこそ今の自分たちがいると思います。そこは感謝の気持ちしかないです」と感謝の気持ちを述べた。
全国大会を経験し、さらなる飛躍を誓った太田。次のカテゴリーではどのような活躍を見せてくれるのか、楽しみだ。